ラジョン・ロンド「兄弟は僕にモチベーションをくれる」
ロサンゼルス・レイカーズのベテランポイントガード、ラジョン・ロンドは、このプレイオフで素晴らしいパフォーマンスを見せている。
復帰初戦は勘の鈍りが見られたものの、その後はプレイメイカーとして圧倒的な存在感を放ち、”プレイオフ・ロンド”の異名にふさわしい活躍を続けているロンド。
そのロンドが、先日行われたヒューストン・ロケッツとのシリーズ第5戦でラッセル・ウェストブルックと口論を繰り広げ、退場処分を命じられた兄ウィリアム・ロンドについて語った模様。
ロンドによると、バブルでのNBAゲームではウィリアム・ロンドからモチベーションをもらっているという。ロンドのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
僕がここに来てから、彼は常に僕を支えてくれている。
たくさんのインスピレーションを与えてくれる。
たくさんのモチベーションを与えてくれる。
スタンドにいる彼を見ると、僕は落ち着きを取り戻すことができるんだ。
彼は僕に「もっと頑張れ」とか「素晴らしい」とか言ってくれる。
彼はゲームを理解している。
僕は間違いなく彼を必要としているのさ。
ロケッツとの第2戦では、彼はものすごく檄を飛ばしてくれた。
僕はすごく疲れていて、第4Qでジェイムス・ハーデンにマッチアップしなければならなかった。
その時、彼は「もっとやれ!乗り越えろ!」と檄を飛ばしてくれたんだ。
僕にはそれが必要だった。
そのおかげで疲れが溜まっていた第4Qを乗り越えることができたのさ。
ロンドによると、試合前には必ずコートサイドにいるウィリアム・ロンドの姿を確認し、モチベーションを高めているという。
レイカーズはオーランドでのNBAシーズン再開後、安定しない戦いが続いていたが、ロンドが復帰するとたちまち王者の雰囲気を取り戻し、相手を寄せ付けないプレイを見せている。
レブロン・ジェイムスは先日、NBAチャンピオンのカギを握る選手としてカイル・クーズマを挙げた。
だが、本当にカギを握っているのはロンドなのかもしれない。
なお、ロンドの今季のスタッツは以下の通りとなっている
– | レギュラーシーズン | プレイオフ |
---|---|---|
出場試合数 | 48 | 5 |
平均出場時間 | 20.5 | 26.6 |
平均得点 | 7.1 | 10.6 |
平均リバウンド | 3.0 | 4.6 |
平均アシスト | 5.0 | 7.0 |
平均スティール | 0.8 | 2.0 |
平均ターンオーバー | 1.9 | 2.6 |
FG成功率 | 41.8% | 51.2% |
3P成功率 | 32.8% | 44.4% |
フリースロー成功率 | 65.9% | 75.0% |
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