元NBAプレイヤーのポール・ピアースは先日、いつでもスコアリングできることから”バケット”の愛称で親しまれているマイアミ・ヒートのタイラー・ヒーローについて、「平均20得点以上でなければ、私は誰のこともバケットとは呼ばない。平均11得点なら、『僕はバケットだ』なんて言えない。」と指摘した。

ヒーローはルーキーらしからぬパフォーマンスでヒートのNBAファイナル進出に貢献。

ファンからもすでに愛されるプレイヤーのひとりとなっているため、ピアースには批判の声が相次いでいる。

この状況を受け、ヒーローがピアースに反論した模様。bleacherreportによると、ヒーローは「イースタン・カンファレンスファイナルでは平均20得点くらいだと思う」とコメントしたという。

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Herro responds to Pierce not wanting to call him a “bucket” until he averages 20 PPG in a season 😅 (Via @lebatardshow)

Bleacher Report(@bleacherreport)がシェアした投稿 – 2020年 9月月28日午後4時03分PDT

ヒーローはボストン・セルティックスとのカンファレンスファイナルで平均19.2得点を記録。

だが、これはカンファレンスファイナル6試合の平均得点であり、ピアースはシーズン平均でなければ納得しないだろう。

まずはNBAファイナルでスコアリング能力を見せつけ、来季は平均20得点以上でピアースを黙らせてもらいたいところだ。

なお、ヒーローの今季のスタッツは以下の通りとなっている。

–	今季スタッツ	キャリアプレイオフスタッツ
出場試合数	55	15
平均出場時間	27.4	33.3
平均得点	13.5	16.5
平均リバウンド	4.1	5.5
平均アシスト	2.2	3.9
平均スティール	0.6	0.9
平均ターンオーバー	1.6	1.9
FG成功率	42.8％	46.3％
3P成功率	38.9％	37.8％
フリースロー成功率	87.0％	89.5％