デイミアン・リラード「バブルでのゲームはイージーだった」
NBAを代表するポイントガードのひとり、デイミアン・リラードは、オーランドで再開されたNBAシーズンで圧倒的なパフォーマンスを見せた。
3Pラインから遠く離れた超長距離砲や強烈なドライブで得点を量産し、シードゲームMVPに輝いたリラードだが、ホテルで生活するバブルの環境はリラードにとってプラスに働いたようだ。
リラードによると、バブル内は至れり尽くせりであり、通常のシーズンよりNBAゲームに集中できたという。
リラードはバブルを振り返り、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
僕個人としては、バブルは(通常のシーズンより)イージーだった。
気が散ることがなかった。
試合後に移動する必要もなかった。
アリーナを10時か11時に出て、すぐにホテルに戻っていたんだ。
試合後すぐにリカバリーできた。
部屋に戻ると、食事が用意されていた。
すべてが用意されていた。
試合後に飛行機に乗ったり、急いでホテルに戻って部屋にチェックインすることもなかった。
朝起きて、同じ場所で練習した。
身体のリカバリーはいつもより早かったよ。
より長く休むことができたしね。
僕にとってはずっとイージーだったんだ。
バブルでのNBAシーズンに参加した選手の中には、ホームシックにかかった者もいたという。
バスケットボールに専念すると同時に、ホテルの部屋では音楽活動に精を出し、仕事と趣味に時間を費やすことができたリラードにとって、オーランドのバブルはストレスなく過ごせる最高の環境だったのかもしれない。
NBA2020-21シーズンは遠征を伴うが、リラードにはバブル内でのパフォーマンスを見せ続けてもらいたい。
なお、リラードの昨季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2019-20 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 66 | 615 |
平均出場時間 | 37.5 | 36.4 |
平均得点 | 30.0 (キャリアハイ) | 24.2 |
平均リバウンド | 4.3 | 4.2 |
平均アシスト | 8.0 (キャリアハイ) | 6.5 |
平均スティール | 1.1 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 2.9 | 2.8 |
FG成功率 | 46.3% (キャリアハイ) | 43.7% |
3P成功率 | 40.1% (キャリアハイ) | 37.3% |
フリースロー成功率 | 88.8% | 88.9% |
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