ジョン・ウォール「この都市に別れを告げるとは思っていなかった」
2010年のNBAドラフト1位でワシントン・ウィザーズに入団し、ウィザーズ一筋のNBAキャリアを送っていたジョン・ウォールが、先日のトレードでヒューストン・ロケッツに移籍した。
ウィザーズのファンはウォールを常にサポートし、惜しみない愛を与え続けていたが、その愛は確実にウォールに届いていたようだ。
ウォールはロケッツへのトレードを受け、ウィザーズのファンに感謝の言葉を送ったという。TMZが伝えている。
やせ細った19歳の僕は大きな夢と目標を持ってD.C.に来た。
君たちは僕と僕の家族を両手を広げて抱きしめてくれたね。
初日から今に至るまで僕を支えてくれたんだ。
若いルーキーがオールスターになる。
僕は君たちの誇りになるためにベストを尽くしてきた。
ボストン(・セルティックス)との第6戦のような良い時も、怪我やリハビリをしている時も、いつも君たちの愛を感じていたよ。
君たちに感謝している。
僕はこれからもD.C.への愛を持ち続ける。
もう(ウィザーズの)ジャージーを着ることはないかもしれない。
だが、皆を代表していたことは決して忘れない。
この都市に別れを告げるなんて思っていなかったよ。
ありがとう!
ここ数年のウォールが怪我に苦しめられ、来季はNBAキャリア復活をかけたシーズンともなる。
同じく怪我に苦しめられ、NBAキャリア復活を狙うデマーカス・カズンズとのケンタッキー大学デュオでロケッツを牽引し、オールスターに戻ってきてもらいたい。
なお、ウォールのNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | NBAキャリアスタッツ |
---|---|
出場試合数 | 573 |
平均出場時間 | 35.9 |
平均得点 | 19.0 |
平均リバウンド | 4.3 |
平均アシスト | 9.2 |
平均スティール | 1.7 |
平均ターンオーバー | 3.8 |
FG成功率 | 43.3% |
3P成功率 | 32.4% |
フリースロー成功率 | 78.1% |
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