トリプルダブルのジュリアス・ランドル「ニックスは適切な人材を配置してくれた」
再建中のニューヨーク・ニックスは毎年のようにNBAスーパースター獲得を狙っているものの、すべて失敗している。
今年のオフシーズンも目立った補強ができず、NBAプレイオフ復帰はお預けになると予想されているニックス。
だが、今季4試合を終えた時点で2勝2敗と、例年にない好スタートを切った。
その立役者となっているのが、NBAキャリア7年目を迎えているジュリアス・ランドルだ。
ランドルは先日のミルウォーキー・バックス戦で29得点、14リバウンド、7アシスト、続くクリーブランド・キャバリアーズ戦で28得点、12リバウンド、11アシストと、ニックスを勝利に導くパフォーマンスを見せている。
ランドルによると、ニックスが適材適所に人材を配置したこと、およびニックスからさらに成長するよう檄を飛ばされたことが好調の要因だという。ランドルのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
ニックスはトップからボトムまで適切な人材を適切に配置してくれたと思う。
彼らはオフシーズン中に「もっと良いプレイヤーになれ」と僕にチャレンジしてきた。
僕も自分自身にそのプレッシャーをかけているし、シーズンを経るごとにもっと成長するよう自分自身にチャレンジするつもりさ。
ランドルは1on1からの強引なスコアリングを武器としており、アシストは決して得意なほうではない。
だが、トリプルダブルのパフォーマンスが偶然でないのであれば、ニックスにとって大きな戦力となるだろう。
ニックスが次に対戦するのは、開幕3連敗中のトロント・ラプターズ。
ランドルにはこの試合でもトリプルダブル級のパフォーマンスを見せ、ニックスを牽引してもらいたい。
なお、ランドルの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 4 | 379 |
平均出場時間 | 37.8 | 29.3 |
平均得点 | 24.8 | 16.2 |
平均リバウンド | 10.5 | 9.0 |
平均アシスト | 7.5 | 2.8 |
平均スティール | 0.5 | 0.7 |
平均ターンオーバー | 5.0 | 2.5 |
FG成功率 | 55.6% | 49.4% |
3P成功率 | 69.2% | 30.4% |
フリースロー成功率 | 74.1% | 72.4% |
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