デイミアン・リラードがステフィン・カリーの不調理由について「質の高いポゼッションを得られていない」
ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、NBA史上最も偉大な3Pシューターのひとりだ。
だが、昨季は5試合で3P成功率24.5%(49本中12本)、今季は5試合で3P成功率32.1%(56本中18本)と、本来の力を発揮することができていない。
その原因について、ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードが言及した模様。
リラードによると、クレイ・トンプソンやケビン・デュラントなど主力選手が不在であり、良い状態でボールをもらえないことがカリーの不調の大きな原因だという。リラードのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
今のウォリアーズは負傷者がいるし、ステフは若い選手たちと一緒にプレイしている。
今の彼は良い状態でボールを持つのが難しいように見える。
過去4、5年とは異なるよね。
彼は質の高いポゼッションを狙っていて、オープンでボールを持つことを狙っている。
だが、それができるほど今の彼らには(ロスターに)深みがない。
僕も同じだ。
ディフェンダーに集中されてしまうんだ。
ウォリアーズはスコアリングオプションが不足しており、NBA屈指のシューターでありスコアラーでもあるカリーに頼らざるを得ない状況が続いている。
スコアリングでの貢献が期待されているアンドリュー・ウィギンスとケリー・ウーブレも真価を発揮することができず、厳しい戦いを余儀なくされているウォリアーズ。
このような状況においてはチーム内に不和が生じるケースが多々あるが、天国と地獄を見てきたカリーにはリーダーとしての役割も求められ、ストレスの溜まる時間が続くことになりそうだ。
なお、カリーの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 5 | 704 |
平均出場時間 | 32.8 | 34.3 |
平均得点 | 26.4 | 23.5 |
平均リバウンド | 4.6 | 4.5 |
平均アシスト | 6.6 | 6.6 |
平均スティール | 1.4 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 3.6 | 3.1 |
FG成功率 | 42.0% | 47.6% |
3P成功率 | 32.1% | 43.4% |
フリースロー成功率 | 100% | 90.7% |
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