ブラッドリー・ビールがウィザーズのディフェンスについて「停車している車さえ止めることができない」

ワシントン・ウィザーズは年明けに2連勝し、ようやく波に乗り始めたかと思われた。
だが、その後2連敗を喫し、NBA最下位に転落してしまった。
ウィザーズはNBA屈指のスコアリングを誇るチームであり、エースのブラッドリー・ビールは現地5日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦で60得点、同7日のボストン・セルティックス戦で41得点と、ハイペースで得点を重ねている。
それでも勝利に届かない現状に、さすがのビールもイライラしているようだ。
ビールによると、低迷の要因はウィザーズのディフェンスにあるという。
ビールはウィザーズのディフェンスについて次のように指摘。NBC Washingtonが伝えている。
僕たちのディフェンスだ。
なぜなのかは分からない。
今の僕たちは停車している車さえ止めることができない。
現地8日の時点で、ウィザーズの平均失点はNBAワーストの122.1点。
一方、平均得点はNBAトップの119.2点となっており、ディフェンスを改善することで上位を狙えるのは明らかだろう。
ウィザーズを指揮するスコット・ブルックスHCの手腕にも批判が集まる中、個人のディフェンスの弱点をチームとしてどう補うのか注目したいところだ。
なお、ビールの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
| – | 今季スタッツ | NBAキャリア |
|---|---|---|
| 出場試合数 | 9 | 554 |
| 平均出場時間 | 36.0 | 34.6 |
| 平均得点 | 35.0 | 21.2 |
| 平均リバウンド | 5.0 | 4.0 |
| 平均アシスト | 4.6 | 4.0 |
| 平均スティール | 1.3 | 1.1 |
| 平均ターンオーバー | 3.6 | 2.3 |
| FG成功率 | 48.9% | 45.3% |
| 3P成功率 | 38.6% | 38.0% |
| フリースロー成功率 | 87.2% | 80.9% |



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