アンソニー・デイビスがペリカンズでの最終年について「練習にも行きたくなかった」
2019年夏のトレードでニューオーリンズ・ペリカンズからロサンゼルス・レイカーズに移籍したアンソニー・デイビスは、スーパースターのレブロン・ジェイムスと共にレイカーズを10年ぶりとなるNBAチャンピオンに導いた。
ペリカンズで苦しい時間を送っていたデイビスにとって、レイカーズへのトレードはまさに理想的だったと言えるだろう。
デイビスはペリカンズでの最終シーズンはメンタルに大きなダメージを受け、バスケットボールに対する喜びと情熱を失いつつあったという。
デイビスはペリカンズでの最終シーズンを振り返り、次のようにコメント。SB Nationが伝えている。
練習にも行きたくなかった。
プレイしたくなかった。
喜びを失っていた。
ファンやメディアともいろいろあった。
良いマインドではなかった。
喜びを感じることができなかったんだ。
毎日が「あぁ、また一日が始まる。早くシーズンが終わらないかな」という感じだった。
人々は「ADは裏切り者!」と言っていたけれど、僕は「君たちは僕がどういう状況なのか分かっていない」と思っていた。
自分を追い詰めたこともあったが、僕の周りには素晴らしいチームがいた。
僕のエージェントや家族、友人たちがね。
彼らは「人々が言っていることは忘れろ。君は君自身と君の家族のために最善を尽くしているんだ」と言ってくれたんだ。
デイビスはペリカンズでの最終シーズンと途中にトレードを要求。
以降は出場機会を失い、チームメイトたちの戦いをベンチで観戦する日々が続くと、ペリカンズのホーム最終戦では「That’s All, Folks(これで終わり)」とプリントされたシャツを着て、ペリカンズとの決別を示した。
地獄のようなその頃と比べると、レイカーズでの今は天国だろう。
同じような状況に陥らないためにも、デイビスにはジェイムスのようにNBAスーパースターをチームに呼べる選手になってもらいたい。
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そう考えるとレブロンはヒート移籍前に弱小だったキャブスをファイナルまで連れて行ってるから、やっぱ桁違いだな。