ロサンゼルス・レイカーズのカイル・クーズマはNBAキャリア3年目の昨季、安定しないパフォーマンスが続き、レイカーズファンから「トレードで放出しろ！」、「ベンチに下げろ！」など厳しい批判を浴びた。

レブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビスが加わったレイカーズは最も注目されるNBAチームとなったため、昨季のクーズマは環境の変化に戸惑っていたのかもしれない。

だが、レギュラーシーズン中に良いパフォーマンスができなかった時、NBAレジェンドであり現アシスタントコーチであるジェイソン・キッドの金言に救われていたようだ。

クーズマによると、キッドACから昨季、以下のようなアドバイスをもらったという。clutchpoints.comが伝えている。

昨季、彼（キッドAC）にこう言われたんだ。

「レギュラーシーズンはポストシーズンのためのただのリハーサルだ。チームがタイトルを獲得するために何が必要なのか、それを理解することが最も重要なんだ」とね。

その結果、レイカーズはプレイオフで圧倒的な力を見せつけ、フランチャイズ10年ぶりとなるNBAチャンピオンに輝いた。

レイカーズは現在2連敗中であり、順位をウェスタン・カンファレンス3位に落としてしまったが、選手たちはレギュラーシーズンをNBAプレイオフへ向けた準備として考え、焦ることなく戦い続けることだろう。

なお、クーズマの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。

–	今季スタッツ	NBAキャリア
出場試合数	20	228
平均出場時間	24.2	29.5
平均得点	10.1 （キャリアワースト）	15.5
平均リバウンド	5.8	5.5
平均アシスト	1.0 （キャリアワースト）	1.8
平均スティール	0.2 （キャリアワースト）	0.5
平均ターンオーバー	1.5	1.7
FG成功率	43.4％ （キャリアワースト）	44.8％
3P成功率	37.9％ （キャリアハイ）	33.4％
フリースロー成功率	66.7％ （キャリアワースト）	73.1％