フランク・ボーゲルHC「ラジョン・ロンドを欺くことに努めた」
昨季NBAチャンピオンのロサンゼルス・レイカーズは現地1日、ラジョン・ロンド擁するアトランタ・ホークスと対戦した。
ロンドはNBA屈指のバスケットボールIQを誇るベテランガードであり、昨季はレイカーズのフランチャイズ10年ぶりとなるNBAタイトル獲得に貢献。
かねてから「現役引退後はNBAチームのヘッドコーチになりたい」という夢を持ち、所属したチームのヘッドコーチから多くを学んでいるロンド。
それゆえにレイカーズを指揮するフランク・ボーゲルHCは、これまでと異なるプレイコールを強いられたという。
ボーゲルHCはホークス戦を振り返り、次のようにコメント。larrybrownsports.comが伝えている。
我々が努めたのは、ロンドを欺くことだ。
我々は彼がどれほどスマートなのか知っているから、我々のゲームにいくつか欺くプレイを加えなければならなかった。
なぜなら、彼は我々のパッケージをすべて知っているからね。
だから、彼を欺くためにいくつかトリックを加えなければならなかったんだ。
用意したトリックのうちいくつがロンドに効いたかは分からないが、少なくとも1つは成功したようだ。
アンソニー・デイビスによると、用意したトリックプレイでロンドを欺き、ファウルをもらうことに成功したという。
僕はベンチから彼にこう叫んだんだ。
「これは見たことがないだろ!新しいプレイだ。見たことだないだろ!」とね。
彼は笑い、僕たちも笑った。
クールな瞬間だったよ。
NBAチームのヘッドコーチを目指しているロンドは、ボーゲルHCの戦略からまたひとつを学んだことだろう。
なお、ロンドの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 11 | 884 |
平均出場時間 | 14.8 | 30.8 |
平均得点 | 4.1 | 10.1 |
平均リバウンド | 2.3 | 4.7 |
平均アシスト | 3.7 | 8.2 |
平均スティール | 0.7 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 1.5 | 2.8 |
FG成功率 | 43.9% | 45.8% |
3P成功率 | 40.0% | 31.8% |
フリースロー成功率 | 50.0% | 60.6% |
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