NBAレジェンドのシャキール・オニールは以前、偉大な先輩たちからの批判をモチベーションに変え、ステップアップしたことを明かした。

オニールが現役NBA選手たちを痛烈に批判するのは、「怒りをモチベーションに変えてほしい」からだという。

その意味では、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビードは偉大なNBAレジェンドたちと同じメンタルを持つNBA選手と言えるのかもしれない。

エンビードによると、オニールやチャールズ・バークレーなどNBAレジェンドたちの批判を受け入れ、モチベーションに変えているという。エンビードのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。

シャックやチャールズは、僕がどれほど支配力のある選手になる可能性があるか話していた。

その時、僕は理解したんだ。

彼らは才能を見ていた。

彼らは僕に何ができるかを見ていた。

だが、僕はそれを使っていなかった。

やっていなかった。

だから、彼らが僕を批判した時、僕はそれをしっかり見て、成長する方法だと思ったんだ。

批判を批判として見るのではなく、もっと成長したいと思うための材料として使った。

あの時のことを振り返ってみると、シャックには愛しかない。

なぜなら、彼らが僕を批判する時、僕はそのような選手になれるということに気付かされるからね。

オニールはNBA史上最も偉大なビッグマンのひとりだ。

そのためか、現役ビッグマンに対しては厳しく接することが多い。

偉大なNBAレジェンドからの批判をモチベーションに変えているエンビードは、オニールがNBAの頂上から見ていた光景を近い将来見るに違いない。

なお、エンビードとオニールのNBAキャリア5年目までのスタッツは以下の通りとなっている。

–	J・エンビード	S・オニール
出場試合数	250	344
平均出場時間	30.7	37.9
平均得点	24.9	27.0
平均リバウンド	11.4	12.5
平均アシスト	3.1	2.5
平均スティール	0.8	0.8
平均ブロックショット	1.7	2.8
平均ターンオーバー	3.5	3.0
FG成功率	48.6％	57.7％
3P成功率	32.7％	6.7％
フリースロー成功率	80.5％	53.7％