オフシーズン中のトレードでヒューストン・ロケッツに移籍したジョン・ウォールは今季、約2年ぶりにNBAゲームに復帰した。

今季のロケッツはジェイムス・ハーデンのトレード要求に振り回されるなど厳しい状況を強いられたものの、ウォールにとっては実戦の感覚を取り戻す良いシーズンになったと言えるだろう。

ウォール自身も元NBAオールスターポイントガードとしての自信を取り戻したのかもしれない。

ウォールは先日、自身について以下のように語っていたという。fadeawayworld.netが伝えている。

僕は今もこのリーグのオールスターだと思っている。

今もこのリーグのビッグタイムプレイヤーだ。

ここ2年間で、才能ある選手がたくさんこのリーグに入ってきた。

僕が怪我する前から活躍していた才能ある選手たちも、まだこのリーグにいる。

だが、僕が健康であれば、最高の相手とも戦えるだろう。

ウィザーズ時代は5年連続でNBAオールスターに選出されるなど、スーパースターのポジションを確立しつつあったウォール。

アキレス腱断裂と骨棘がウォールのNBAキャリアを変えてしまったが、ウォールには来季を完全復活のシーズンとしてもらいたいところだ。

なお、ロケッツはオフシーズン中にウォールとクリスチャン・ウッドを中心としたロスターに構築し直すと見られている。