ラッセル・ウェストブルックがトリプルダブルのNBA記録を破られることについて「50年後くらいに分かる」
ワシントン・ウィザーズのラッセル・ウェストブルックは、先日のアトランタ・ホークス戦でNBAキャリア通算182回目のトリプルダブルを達成した。
「破るのは不可能」と言われていたオスカー・ロバートソンのトリプルダブル記録を更新し、NBA史に名を残したウェストブルック。
もはやトリプルダブルが当たり前のようになったウェストブルックの偉大な記録は、「破るのは不可能」と長く語り継がれることになるだろう。
では、ウェストブルック自身はどう感じているのだろうか?
fadeawayworld.netによると、「トリプルダブルの記録は破られると思う?」と質問されたウェストブルックは、以下のように返答したという。
正直に話すが、今はまだ(NBA新記録を)実感できていない。
50年後かそれくらいに分かるんじゃないかな。
僕には分からない。
いつもなら自分のことを褒めるのは好きではない。
だが、褒めてあげたい。
先人たちが僕がやることを認めてくれたことに感謝している。
僕はこの仕事をすごく真剣にやっているんだ。
ここ数年のウェストブルックはバッドショットとターンオーバーで批判を集めがちだった。
だが、一度自身のパフォーマンスを取り戻すとすべての批判を覆すパフォーマンスを続け、NBA史の残る偉業を達成した。
相当な努力と強靭なメンタルがなければ、この偉大な記録を達成することはできなかっただろう。
再びアンストッパブルな選手となったウェストブルックには、残りのシーズンでもウィザーズを牽引してもらいたいところだ。
なお、ウェストブルックの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 62 | 940 |
平均出場時間 | 36.3 | 34.7 |
平均得点 | 22.0 | 23.2 |
平均リバウンド | 11.6 (キャリアハイ) | 7.4 |
平均アシスト | 11.6 (キャリアハイ) | 8.5 |
平均スティール | 1.3 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 4.9 | 4.1 |
FG成功率 | 44.1% | 43.8% |
3P成功率 | 31.5% | 30.5% |
フリースロー成功率 | 64.9% (キャリアワースト) | 79.0% |
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