NBAトップの成績でプレイオフ進出を決めたユタ・ジャズには、NBAタイトル獲得の期待がかかっている。

ジャズはチーム誕生以来NBAチャンピオンになったことがなく、フランチャイズ史上最高の成績はジョン・ストックトンとカール・マローンを擁した時代のNBAファイナルだ。

当時のジャズは2年連続でNBAファイナルに進出したものの、”バスケットボールの神様”ことマイケル・ジョーダンに苦渋を舐めさせられた。

今季はフランチャイズ史上初のNBAタイトルがかかっているだけに、ジャズの選手たちはプレイオフに全集中している。

今季のディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤー候補のルディ・ゴベールもNBAプレイオフに集中しているというが、その後は東京オリンピックでの金メダル獲得に集中するという。ゴベールのコメントをtalkbasket.netが伝えている。

（東京オリンピックの）開幕セレモニーは欠席するかもしれない。

だが、最も重要なのはチームのために準備するということだ。

今の僕はNBAに集中している。

その後はオリンピックの金メダルさ。

今季のNBAファイナルが第7戦に及んだ場合、東京オリンピック開幕セレモニーまで数日しか休みを取ることができない。

だが、ゴベールをはじめジャズの選手たちは東京オリンピックについては一旦頭から外し、目の前のゲームに集中するだろう。

果たしてジャズはフランチャイズ史上初となるNBAタイトルを獲得することができるだろうか？

もしジャズがNBAチャンピオンになることができたら、ゴベールはフランス代表の一員として意気揚々と東京オリンピックに臨むに違いない。