ティム・ハーダウェイ「マブスがトレードで獲得しようとしたのはクリスタプス・ポルジンギスではなく私の息子」
ダラス・マーベリックスは現地6日にロサンゼルス・クリッパーズに敗れ、NBAプレイオフ・ファーストラウンドでの敗退を余儀なくされた。
昨季に続いて今季もクリッパーズに敗れたマブスだが、第7戦まで持ち込めたのはルカ・ドンチッチの活躍だけでなく、ティム・ハーダウェイJrの貢献も大きかったと言えるだろう。
そんな中、ティム・ハーダウェイJrの父であり、元NBAスターのティム・ハーダウェイが、マブスがハーダウェイJrとクリスタプス・ポルジンギスを獲得した2019年のトレードに言及した。
ハーダウェイによると、当時のトレードはポルジンギスを獲得するためのものではなく、息子ハーダウェイJrを獲得するためのものだったという。fadeawayworld.netが伝えている。
君たち全員が間違っている。
(トレードは)ティムをここに連れてくることを狙ったものだったんだ。
真剣に話している。
僕は君たちに真実を話す。
ダラスはティムを求めていたのさ。
皆はティムがおまけとして付いてきたと言っていた。
そうではない。
ポルジンギスが付いてきたんだ。
そう話すハーダウェイだが、マブスのメインターゲットはおそらくポルジンギスだった。
オーナーのマーク・キューバンが1年前に、「ポルジンギスが良い選手だということは分かっていた」、「ティムは最大のサプライズだった」と語ったことからもそれが分かる。
とはいえ、今のマブスにとってはポルジンギスよりハーダウェイJrのほうが重要な選手と言えるかもしれない。
この夏に完全FAになるハーダウェイJrは、注目のFA選手のひとりとなるだろう。
なお、ハーダウェイJrとポルジンギスの今季のNBAプレイオフスタッツは以下の通りとなっている。
– | T・ハーダウェイJr | K・ポルジンギス |
---|---|---|
出場試合数 | 7 | 7 |
平均出場時間 | 37.4 | 33.3 |
平均得点 | 17.0 | 13.1 |
平均リバウンド | 3.3 | 5.4 |
平均アシスト | 1.4 | 1.3 |
平均スティール | 0.4 | 1.3 |
平均ブロックショット | – | 0.7 |
平均ターンオーバー | 0.9 | 0.4 |
FG成功率 | 41.6% | 47.2% |
3P成功率 | 40.4% | 29.6% |
フリースロー成功率 | 75.0% | 84.2% |
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