NBAがネッツにヤニス・アンテトクンポに対する戦術をやめるよう警告?
ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポは、フリースローに長い時間をかけることでも知られている。
レギュラーシーズン中にはアンテトクンポのフリースローが10秒ルールに違反しているという声も挙がり、NBAプレイオフ・ファーストラウンドでは実際に10秒バイオレーションをコールされた。
だが、現在カンファレンスセミファイナルで対戦しているブルックリン・ネッツのアンテトクンポに対する戦術は、少し行き過ぎていたのかもしれない。
larrybrownsports.comによると、ネッツは10秒バイオレーションを指摘しやすい状況にするため、バックスとのシリーズで大型ディスプレイにストップウォッチを表示させているというが、NBAはネッツにストップウォッチを撤去するよう警告したという。
アンテトクンポはフリースローを得意としている選手ではない。
だが、マイアミ・ヒートとのファーストラウンドではフリースロー成功率63.0%(21/33)を記録した一方で、ネッツとのカンファレンスセミファイナルではわずか20.0%(2/10)と数字をさらに落としている。
アンテトクンポはファウルをもらうことが多いNBA選手であり、フリースロー成功率の低下はバックスの成績に確実に影響を及ぼすだろう。
とはいえ、ネッツとのシリーズ2試合はアンテトクンポのフリースローでは太刀打ちできないほど大敗を喫している。
アンテトクンポにはホームの第3戦と第4戦でバックスを勝利に導き、ストップウォッチが撤去されたネッツのホームでリベンジしてもらいたいところだ。
なお、アンテトクンポのカンファレンスセミファイナル第1戦と第2戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 |
---|---|---|
出場時間 | 35:15 | 30:47 |
得点 | 34 | 18 |
リバウンド | 11 | 11 |
アシスト | 4 | 4 |
スティール | 0 | 0 |
ブロックショット | 2 | 1 |
ターンオーバー | 5 | 3 |
FG成功率 | 66.7% (16/24) | 53.3% (8/15) |
3P成功率 | 40.0% (2/5) | 0% (0/3) |
フリースロー成功率 | 0% (0/3) | 28.6% (2/7) |
+/- | -7 | -22 |
コメントを残す