PJ・タッカー「ケビン・デュラントを止める術はない」
シーズン中のトレードでミルウォーキー・バックスに移籍したPJ・タッカーは、ブルックリン・ネッツとのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナルでケビン・デュラントにマッチアップするという重要な仕事を任されている。
レギュラーシーズン中のデュラントは怪我による離脱や休養のための欠場が多かったものの、このプレイオフではNBAトップクラスのスコアラーであることを証明し続けている。
NBA屈指のディフェンダーであるタッカーをもってしても、デュラントを完璧に止めるのは難しいという。
タッカーはデュラントについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
彼を止める術はない。
タフショットを強いるしかない。
彼はスコアリングするだろう。
NBA史上最も偉大なスコアラーかもしれないね。
史上最高のスコアラーのひとりだ。
誰も彼を止めることはできない。
僕たちはただ戦い続け、相手のスクリーンをかき分け、タフな2ポイントを撃たせるようにしなければならない。
3Pシュートを撃たせないようにしなければならない。
戦術を忠実に実行し、今やっていることを続けなければならない。
だが、もっとうまくやらなければならないね。
史上最高の選手にマッチアップするんだ。
ファウルなしでいけると思うかい?
彼を止めるためにはフィジカルにいかなければならない。
それでも彼はスコアリングするだろう。
30得点あげるだろう。
僕は彼にただタフなプレイを強いるだけだ。
彼はスコアリングする。
彼を完璧に止めることはできない。
誰も彼を止めることはできない。
だが、僕は彼の体力を消耗させることができる。
うまくいけば、第4Qで良いプレイができなくなるだろう。
それが僕にできることさ。
デュラントはシリーズ第3戦で30得点を記録したものの、FG成功率は39.3%(11/28)にとどまった。
とはいえ、タッカーのタフなディフェンスをかいくぐってのこの数字は、NBAトップクラスのスコアラーであることを証明するものと言えるだろう。
バックスがカンファレンスセミファイナルを突破するためには、デュラントにいかにタフショットを強いるかが鍵となりそうだ。
なお、デュラントのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第1戦から第3戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 |
---|---|---|---|
出場時間 | 40:06 | 32:51 | 42:52 |
得点 | 29 | 32 | 30 |
リバウンド | 10 | 4 | 11 |
アシスト | 3 | 6 | 5 |
スティール | 1 | 1 | 4 |
ブロックショット | 2 | 1 | 1 |
ターンオーバー | 3 | 3 | 4 |
FG成功率 | 48.0% (12/25) | 66.7% (12/18) | 39.3% (11/28) |
3P成功率 | 25.0% (1/4) | 66.7% (4/6) | 37.5% (3/8) |
フリースロー成功率 | 100% (4/4) | 80.0% (4/5) | 83.3% (5/6) |
+/- | +14 | +27 | -6 |
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