ダニー・グリーン「ドワイト・ハワードからレイカーズに勧誘された」
ベテランウィングマンのダニー・グリーンは先日、フィラデルフィア・セブンティシクサーズと2年1000万ドルの再契約を結んだ。
グリーンにはサンアントニオ・スパーズ、トロント・ラプターズ、ロサンゼルス・レイカーズのNBAタイトル獲得に貢献した実績があることから、FAになったグリーンには多くのNBAチームが関心を示していたと報じられている。
その中には古巣レイカーズも含まれていたのかもしれない。
グリーンによると、レイカーズに復帰したドワイト・ハワードから勧誘されたという。
グリーンはFA交渉を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
シーズンが終わった後、ジョエル(・エンビード)からこんなメールが送られてきたんだ。
「君に戻ってきてほしい。ビジネスだということは理解しているし、君は君自信と君の家族のために最善を尽くすだろうが、僕は君にここにいてほしいと本当に思っているんだ」とね。
トバイアス(・ハリス)からの電話はノンストップだった。
僕たちは同じエリア(ニューヨーク州)出身だから、僕は彼のことをよく知っている。
彼とはプロセスを通してコミュニケーションを取り続けたのだが、彼はこう言っていたよ。
「君は他の場所に行ってはいけない。君を失うわけにはいかないんだ」とね。
ドワイト・ハワードからロサンゼルスに来るように勧誘された。
ジョージ・ヒルからミルウォーキーに来るように勧誘された。
その他にもブルックリン、シカゴ・クリーブランド、ゴールデンステイト、シャーロットから関心を示してもらえた。
だが、その多くにおいてはサラリーが低い、もしくはサイン&トレードが必要だったんだ。
グリーンはレイカーズのNBAタイトル獲得に貢献したものの、NBAプレイオフ中は安定したパフォーマンスを見せることができなかった。
それを受け、レイカーズファンはグリーンを執拗に攻撃。
NBAファイナル第5戦を終えた後は、SNSを通して殺害予告のメッセージまで届いたという。
そのような経験があるから、レイカーズ移籍には前向きになれなかったのかもしれない。
グリーンにはシクサーズの一員として来季をリベンジのシーズンとし、NBAファイナル進出とNBAタイトル獲得に貢献してもらいたいところだ。
なお、グリーンの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 69 | 757 |
平均出場時間 | 28.0 | 25.6 |
平均得点 | 9.5 | 9.0 |
平均リバウンド | 3.8 | 3.5 |
平均アシスト | 1.7 | 1.6 |
平均スティール | 1.3 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 1.0 | 1.0 |
FG成功率 | 41.2% | 42.2% |
3P成功率 | 40.5% | 40.1% |
フリースロー成功率 | 77.5% | 80.5% |
コメントを残す