トレードの可能性が高まるNBA5選手とは?
今年のFA市場はほぼ終了し、今後はトレード市場に注目が集まることになる。
現地15日にはロサンゼルス・クリッパーズとメンフィス・グリズリーズの間でトレードが合意に至るなど早速動きがあったが、多くのNBAファンは特にNBAを代表するスター選手たちの動向を注視していることだろう。
そんな中、fadeawayworld.netがトレードの可能性がある5選手をピックアップした。
ジェラミ・グラント⇒ボストン・セルティックス
ボストン・セルティックスがグラントを獲得し、デトロイト・ピストンズにマーカス・スマート、ロメオ・ラングフォード、アーロン・ネスミス、2023年のNBAドラフト1巡目指名権を放出する。
グラントは昨季、NBAキャリアベストとなる平均22.3得点を記録し、ポテンシャルの高さを見せつけた。
だが、それと同時にグラントを中心としてもNBAチャンピオンになるのは難しいことが証明されたシーズンだったとも言えるだろう。
つまり、ピストンズがグラントをトレードで放出する可能性は十分ある。
もしセルティックスがグラントを獲得できれば、グラント、デニス・シュルーダー、ジェイレン・ブラウン、ジェイソン・テイタム、アル・ホーフォードという強力なスターティングラインアップが完成する。
クリスタプス・ポルジンギス⇒サクラメント・キングス
サクラメント・キングスがポルジンギスを獲得し、ダラス・マーベリックスにバディ・ヒールド、リショーン・ホームズを放出する。
ポルジンギスはルカ・ドンチッチとの相性に疑問を持たれており、以前からトレードの噂が浮上していた。
キングスではアウトサイドシュートがあるビッグマンとして重宝され、マブスと比較するとボールを持つ機会も増えるだろう。
一方、マブスにとってはヒールド獲得が大きい。
NBA屈指のシューターであるヒールドを獲得できれば、ドンチッチのプレイがより容易になるのは間違いない。
パスカル・シアカム⇒ワシントン・ウィザーズ
ワシントン・ウィザーズがシアカムを獲得し、トロント・ラプターズにカイル・クーズマ、トーマス・ブライアント、デニ・アブディア、2022年のNBAドラフト1巡目指名権を放出する。
ラッセル・ウェストブルックをトレードで放出したウィザーズは、ブラッドリー・ビールと共にプレイできるNBAオールスタークラスの選手を獲得したいところ。
シアカムを獲得することができれば、ビール、シアカム、スペンサー・ディンウィディ、八村塁、モントレズ・ハレルでスターティングラインアップを組み、よりオフェンシブなスタイルが可能になるだろう。
ベン・シモンズ⇒ポートランド・トレイルブレイザーズ
ポートランド・トレイルブレイザーズがシモンズを獲得し、フィラデルフィア・セブンティシクサーズにCJ・マッコラム、アンファニー・サイモンズ、2022年のNBAドラフト1巡目指名権、2026年のNBAドラフト1巡目指名権を放出する。
このトレードについては以前から噂されているが、シクサーズはNBAオールスターのデイミアン・リラードとのトレードを要求していると報じられている。
だが、マッコラムを獲得できれば、ジョエル・エンビードとトバイアス・ハリスのスコアリングの負担は軽減されるだろう。
カール・アンソニー・タウンズ⇒ゴールデンステイト・ウォリアーズ
ゴールデンステイト・ウォリアーズがタウンズを獲得し、ミネソタ・ティンバーウルブズにアンドリュー・ウィギンス、ジェイムス・ワイズマン、ジョナサン・クミンガを放出する。
ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCは先日、昨年のNBAドラフト2位選手であるワイズマンについて、「NBAオールスターに成長できる可能性がある」と評価した。
だが、もしウォリアーズが来季NBAチャンピオンを狙うのであれば、ワイズマンの成長を待つより即戦力を獲得したいところだ。
もしタウンズをトレードで獲得すれば、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン、オットー・ポーターJr、タウンズがスターターとして起用され、ロサンゼルス・レイカーズやデンバー・ナゲッツなどNBAタイトルコンテンダーと比較しても遜色ない戦力となるだろう。
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