ラッセル・ウェストブルック「バスケットボールのビジネス面は他に任せる」
この夏最大のトレードといえば、やはりNBAオールスターポイントガードのラッセル・ウェストブルックがロサンゼルス・レイカーズに移籍したことだろう。
ウェストブルックはオクラホマシティ・サンダー時代にNBAファイナルでプレイしたことがあるが、NBAタイトルを獲得したことは一度もない。
レブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビス擁するレイカーズに加わったことは、ウェストブルックにとってNBAタイトル獲得の大きなチャンスとなるだろうが、多くのレイカーズファンはウェストブルックが長期にわたってレイカーズのユニフォームを着てプレイすることを願っているのではないだろうか?
だが、ウェストブルックはNBAがビジネスであることを理解し、ただ目の前のシーズンに専念することだけを考えているという。
ウェストブルックは自身について次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
君たちも分かっていると思うが、このリーグはビジネスだ。
それぞれがそれぞれの仕事をする。
僕はこれからもそうしていくだろう。
バスケットボールのビジネスの側面と、僕が置かれていた場所を考えると、3~4年前はここにいるとは想像もできなかったんだ。
だが、僕はここにいる。
僕はベストの方法で戦い、持っているすべてを捧げる。
バスケットボールのビジネス面は他に任せるよ。
ウェストブルックのNBA2022-23シーズンの契約はプレイヤーオプションとなっているため、オプションを破棄してFAになることができる。
もし来季結果を残すことができれば、レイカーズはウェストブルックに喜んで大型契約をオファーするだろう。
だが、ウェストブルックはそれを考えず、2カ月後に開幕するNBA2021-22シーズンに集中するに違いない。
なお、ウェストブルックの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 65 | 943 |
平均出場時間 | 36.4 | 34.7 |
平均得点 | 22.2 | 23.2 |
平均リバウンド | 11.5 (キャリアハイ) | 7.4 |
平均アシスト | 11.7 (キャリアハイ) | 8.5 |
平均スティール | 1.4 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 4.8 | 4.1 |
FG成功率 | 43.9% | 43.7% |
3P成功率 | 31.5% | 30.5% |
フリースロー成功率 | 65.6% (キャリアワーストタイ) | 79.0% |
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