スペンサー・ディンウィディを勧誘したのはブラッドリー・ビール?
ワシントン・ウィザーズはこのオフシーズン中のトレードでNBAオールスターポイントガードのラッセル・ウェストブルックを失ったものの、カイル・クーズマ、ケンテイビアス・コールドウェル、モントレズ・ハレル、スペンサー・ディンウィディ、アーロン・ホリデーの獲得に成功した。
中でも最も大きかったのは、ディンウィディの獲得だろう。
ディンウィディとブラッドリー・ビールはNBA屈指の破壊力を有するバックコートとなるだろうが、ウィザーズがディンウィディを獲得したのはビールたっての願いだったのかもしれない。
ウィザーズのゼネラルマネージャーを務めるトミー・シェパードによると、まずビールがディンウィディを勧誘し、それからチーム内でディンウィディのトレード獲得について議論したという。シェパードGMのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
我々がフリーエージェンシーの話をした時、ブラッドリーは彼をターゲットにしていたと思う。
FA市場初日、我々が最初に会ったのはスペンサー・ディンウィディだった。
ブラッドリーはこのオフシーズン中にいろんな選手と話をしていたが、その中で彼が出てきたんだ。
我々全員が彼の獲得に同意し、「もし彼を獲得できるチャンスがあるなら、我々は彼と話をしなければならない」という感じさ。
我々はその機会を手にした。
彼のトレードが成立するまで数日かかってしまったがね。
もし本当にビールがディンウィディを勧誘したなら、少なくともこのオフシーズン中にビールがトレードを要求することはないだろう。
新たな顔ぶれが加わり、NBAプレイオフ進出を目指すウィザーズ。
ビールとディンウィディのダイナミックなバックコートに加え、八村塁など若手たちが成長すれば、ウィザーズが昨季以上の成績を残す可能性は十分ありそうだ。
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