ウィザーズの鍵を握るのはカイル・クーズマと八村塁?
ワシントン・ウィザーズはこのオフシーズン中のトレードでNBAオールスターガードのラッセル・ウェストブルックを放出した。
だが、カイル・クーズマ、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、モントレズ・ハレルの獲得に成功。
さらにブルックリン・ネッツとのサイン&トレードでスペンサー・ディンウィディを獲得するなど、精力的に動いた。
来季はブラッドリー・ビールとディンウィディを中心として戦うのは間違いないだろうが、ウィザーズがNBAプレイオフに進出し、勝ち進むためには、他の選手たちのステップアップも不可欠となるだろう。
clutchpoints.comによると、ウィザーズがさらなる高みに到達するための鍵を握るのは、ビールでもディンウィディでもなく、クーズマと八村塁だという。
八村塁はディフェンスで高い評価を受けており、来季はさらなる飛躍を期待したいところだ。
一方、オフェンスにより積極的に加わり、シュートアテンプト数を増やすことができれば、相手チームにとって脅威となる可能性がある。
また、ロサンゼルス・レイカーズで批判を浴び続けていたクーズマにとっては、それらの批判が間違いであることを証明する大きなシーズンとなるだろう。
レイカーズ時代はレブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビスの影に隠れ、十分な結果を残すことができなかったものの、ウィザーズではスコアリングの機会が増えるかもしれない。
レイカーズを離れた後に覚醒したブランドン・イングラム、ロンゾ・ボール、ジョーダン・クラークソンのように開花することができれば、ウィザーズにとって大きな戦力となるのは間違いないだろう。
クーズマとハレルはレイカーズでプレイした昨季、十分な結果を残すことができず、批判の的となってしまった。
また、ディンウィディについても疑問視するファンが多く、彼ら3人は批判を覆すことをモチベーションとするに違いない。
高いモチベーションを持つ彼らが新生ウィザーズを高みに導いてくれることを期待したいところだ。
なお、クーズマと八村塁の昨季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | K・クーズマ | 八村塁 |
---|---|---|
出場試合数 | 68 | 57 |
平均出場時間 | 28.7 | 31.5 |
平均得点 | 12.9 | 13.8 |
平均リバウンド | 6.1 | 5.5 |
平均アシスト | 1.9 | 1.4 |
平均スティール | 0.5 | 0.8 |
平均ターンオーバー | 1.7 | 1.2 |
FG成功率 | 44.3% | 47.8% |
3P成功率 | 36.1% | 32.8% |
フリースロー成功率 | 69.1% | 77.0% |
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