ジョエル・エンビード「ベン・シモンズがいなければ良いチームにならない」
NBAオールスターのベン・シモンズはフィラデルフィア・セブンティシクサーズにトレードを要求し、チームに戻ることはないと報じられた。
ジョエル・エンビードやマティス・サイブル、トバイアス・ハリスなどチームメイトたちはシモンズを説得するために面会を求めたというが、シモンズはそれすらも拒否。
さらに、シモンズが「シクサーズがエンビードを中心として見ており、エンビードと一緒だと良いNBAキャリアを送ることができない」と感じていることが、トレードを要求した理由のひとつと報じられた。
この件にエンビードが言及した模様。RealGMが伝えている。
その記事は読んだよ。
どこからその話が来たのか分からないが、過去数カ月の状況を考え、彼がここにいないということを考えると、彼のエージェントや彼側の人間から来たと見るのが妥当だろうね。
前にも言ったように、残念に思っている。
だが、昨季の僕はスターティングラインアップの中で最も3Pシュートが下手だったんだ。
僕の3P成功率は38%だった。
僕たちには常にシューターがいた。
僕は誰とでも一緒にプレイできるし、コートにいるチームメイトたちを引き上げられると思っている。
僕にシューターが必要というわけではない。
ただ、過去を振り返ってみると、僕たちはアル(・ホーフォード)を獲得した。
彼(シモンズ)のためにストレッチファイブが必要だったからだ。
僕はキャリアを通して3Pラインまで下がらなければならないことがあったが、気にしていない。
バスケットボール選手になりたいし、バスケットボールコートの上ではどんなことでもやりたい。
だが、僕たちのチームはシューティングやストレッチファイブなどあらゆる面で構築されているし、彼は常にそこに組み込まれているんだ。
驚いている。
僕たちがアルと契約した理由を振り返ってみてもね。
チームがジミー・バトラーを放出したのは、僕は今でも間違いだったと思っている。
だが、彼(シモンズ)にはボールが必要だったし、それがチームの決定に繋がったんだ。
驚いているよ。
ただ、僕は今ここにいる選手たちに集中している。
この状況は奇妙であり、残念であり、ここで人生をかけて戦っているすべての男たちに対して失礼だ。
成功するために、リーグに残るために、金を稼ぐためにチームを頼っている男たちもいる。
なぜなら、勝利のチームにいて、そのチームに貢献していれば、常にリーグに居場所があることになるからね。
僕たちは彼がいると間違いなくより良いチームになる。
彼なしではより良いチームにならない。
それは間違いない。
彼がいたほうがより良いチームになる。
だが、僕は今ここにいる男たちに集中しているんだ。
僕たちはより良いチームになろうとしているし、同じ課題に取り組もうとしている。
そのために毎日チャレンジしなければならない。
だが、彼がいたほうが良いチームになる。
疑う余地はない。
彼が考えを変えてくれることを望んでいる。
だが、僕には今いる男たちを気にかける責任がある。
どうしていくかを考えるのはフロントオフィスの仕事であり、僕の仕事ではない。
僕はGMではないし、オーナーでもない。
だから、正直言うと僕には関係ない話なんだ。
現時点でシモンズがトレード要求を引き下げる気配はない。
シモンズは強い意志を持ったNBA選手であり、おそらく考えを変えることはないだろう。
シモンズは来季全休も辞さないというが、この状況はどちらにもメリットがないため、シクサーズには英断を期待したいところだ。
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