マイケル・マローンHC「ニコラ・ヨキッチがいないとすべてが崩壊する」
デンバー・ナゲッツのNBAオールスタービッグマン、ニコラ・ヨキッチは、今季もMVPレベルのパフォーマンスを見せている。
だが、ジャマール・マリーの不在とマイケル・ポーターJrの不振により、ヨキッチにかかる負担が例年以上に大きくなっているのは間違いない。
ナゲッツを指揮するマイケル・マローンHCもそれを懸念しており、ヨキッチに依存しすぎている状況を変えなければならないという。
マローンHCはナゲッツについて次のように指摘。hoopsrumors.comが伝えている。
選手たちには伝えてある。
ニコラはただの良い選手ではなく、偉大な選手だということをね。
だが、彼がコートを出るたびにすべてが崩壊してしまう。
毎晩だ。
第4Q中に彼のところに行き、彼の名前を呼ぶと、彼は「もうコートに戻るの?」という感じだ。
彼に同情するよ。
このままいけば、ニコラはクリスマスまでに消耗してしまうだろう。
マローンHCの指摘はただの勘ではなく、実際の数字の基づいている。
ヨキッチがコートに出た時のネットレーティングがプラス14.5であるのに対し、ベンチにいる時のネットレーティングはマイナス21.4と散々な数字が出ているという。
ヨキッチに負担がかかり過ぎる場合、ナゲッツはNBAプレイオフを勝ち抜くのが難しくなってしまうだろう。
現在4勝4敗と波に乗り切れずにいるナゲッツ。
果たしてマローンHCは打開策を見つけ出すことができるだろうか?
なお、ヨキッチの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 8 | 461 |
平均出場時間 | 31.0 | 29.9 |
平均得点 | 25.1 | 18.6 |
平均リバウンド | 13.4 | 9.9 |
平均アシスト | 5.6 | 5.9 |
平均スティール | 1.5 | 1.1 |
平均ブロックショット | 0.9 | 0.7 |
平均ターンオーバー | 3.6 | 2.6 |
FG成功率 | 59.8% | 53.5% |
3P成功率 | 40.5% | 34.9% |
フリースロー成功率 | 82.4% | 83.5% |
コメントを残す