ラプターズがアイザック・ボンガをロスターに残した理由とは?
トロント・ラプターズは先日、NBAプレシーズンで素晴らしいパフォーマンスを見せたサム・デッカーをウェイブした。
ラプターズは今季開幕前にデッカー、およびアイザック・ボンガと保証期間を延長することで合意。
ラプターズは現地6日までにデッカーとボンガどちらかをウェイブしなければならなかったが、デッカーより5歳若いボンガをロスターに残すことを決定した。
では、なぜラプターズはより経験があるデッカーではなくボンガを残すことにしたのだろうか?
ラプターズを指揮するニック・ナースHCによると、ボンガが複数のポジションをこなせるため、ロスターに残したという。ナースHCのコメントをSportsNetが伝えている。
簡単な決定ではなかった。
アイザックはおそらく我々が望む役割を果たしてくれたのだと思うよ。
彼にはサイズがあるし、彼は複数のポジションでディフェンスできるし、オフェンシブリバウンドもある。
彼は真のロールプレイヤーだし、いつでもコートに出すことができる。
彼はすぐにでも試合に出られるほどの能力を持っている。
ただ、正直に話すと、全員をゲームに出すことができない状況だ。
サムは素晴らしかった。
彼は我々と一緒に多くの時間を費やし、仕事をしてくれた。
厳しいね。
彼がいなくなるのは残念だ。
ボンガは今季、合計7分間の出場にとどまっている。
今後はGリーグでプレイし、経験を積ませることも考えられるが、NBAキャリア4年目のボンガがGリーグでプレイするためには選手組合とボンガの同意を得なければならないという。
おそらく今季のボンガはNBAで十分な出場機会を得られないだろう。
最善策はGリーグでより長い時間をプレイさせ、成長を促すことだろうが、ボンガはローテーション入りすべくチーム練習とコートで実績を残す必要がありそうだ。
なお、ボンガの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
所属チーム | トロント・ラプターズ | ロサンゼルス・レイカーズ ワシントン・ウィザーズ トロント・ラプターズ |
出場試合数 | 3 | 131 |
平均出場時間 | 2.3 | 13.8 |
平均得点 | 0.7 | 3.3 |
平均リバウンド | 0.7 | 2.4 |
平均アシスト | 0.7 | 0.9 |
平均スティール | 0.3 | 0.5 |
平均ターンオーバー | 0.0 | 0.7 |
FG成功率 | 100% | 44.1% |
3P成功率 | – | 30.2% |
フリースロー成功率 | – | 76.9% |
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