アイザイア・トーマス「クリーブランド時代は片足でプレイしていた」
元NBAオールスターポイントガードのアイザイア・トーマスが、現地17日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦でNBAに復帰した。
トーマスがNBAゲームでプレイするのは、ニューオーリンズ・ペリカンズに所属した今年4月以来となる。
トーマスはボストン・セルティックス時代に負った股関節の怪我が影響し、NBAオールスターレベルのパフォーマンスを失ってしまったわけだが、レブロン・ジェイムスとチームメイトだったクリーブランド・キャバリアーズ時代は怪我によりまったく本領を発揮できなかったという。
トーマスは復帰戦となったウルブズ戦とキャブス時代を振り返り、次のようにコメント。talkbasket.netが伝えている。
再びレイカーズの一員になれたこと、殿堂入りの男たちとチームメイトになったこと、殿堂入りのコーチングスタッフたちと一緒になったことは、素晴らしいことだ。
ウルブズファンからスタンディングオベーションで歓迎されたのは、僕にとって本当に意味あることだった。
僕のゲームへのアプローチをリスペクトしてくれたんじゃないかな。
これほどの健康は二度と取り戻せないと思っていた。
結果として、笑顔が止まらない。
クリーブランドでレブロンとチームメイトだった時、僕は片足でプレイしていた。
まともに動けなかったし、僕の人生で最低の瞬間につながった。
再び動けるようになり、健康を取り戻すことができたんだ。
神に毎日感謝しているよ。
トーマスはNBAゲーム復帰戦でチームハイとなる19得点を記録した。
まだ1試合を消化したのみであり、今後もNBA生き残りをかけた時間が続くことになるが、数々の困難を乗り越えてきたトーマスは不屈の精神で戦い続けることだろう。
なお、トーマスは復帰戦を終えた後、「僕ならレブロンを助けることができる」と自信を伺わせた。
トーマスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 1 | 529 |
平均出場時間 | 22.0 | 28.8 |
平均得点 | 19.0 | 18.1 |
平均リバウンド | 2.0 | 2.4 |
平均アシスト | 1.0 | 4.9 |
平均スティール | 0.0 | 0.9 |
平均ターンオーバー | 2.0 | 2.3 |
FG成功率 | 41.7% | 43.5% |
3P成功率 | 33.3% | 36.3% |
フリースロー成功率 | 77.8% | 87.2% |
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