キレたケビン・ポーターJrがハーフタイム中に帰宅
現地1日に行われたデンバー・ナゲッツ対ヒューストン・ロケッツ戦は、前半だけで77得点を記録したナゲッツが快勝した。
ロケッツはナゲッツに第2Qだけで47点を献上し、力の差をまざまざと見せつけられてしまったが、短気な性格で知られるケビン・ポーターJrがコーチからの叱責に怒り、ハーフタイム中に自宅に帰ってしまった模様。
nbcsports.comによると、アシスタントコーチのジョン・ルーカスがハーフタイム中にポーターJrとクリスチャン・ウッドを含む数選手の努力不足を激しく叱責すると、キレたポーターJrは物を投げ、そのまま車で自宅に帰ってしまったという。
また、ウッドは後半をプレイすることを拒否したと報じられているが、ロケッツを指揮するスティーブン・サイラスHCは「コーチの判断」でプレイさせなかったとしている。
なお、ウッドは先日、NBAが義務付けている検査を怠ったため、ナゲッツ戦はスターティングラインアップから外された。
気になるのはハーフタイム中にも関わらず帰宅してしまったポーターJrだろう。
ポーターJrはクリーブランド・キャバリアーズ時代に問題を起こし、戦力外通知を受けた過去がある。
その後ロケッツがポーターJrを獲得し、ポーターJrは「ロケッツが拾ってくれた。感謝している」と語っていた。
ロケッツは試合後にポーターJrに連絡し、ポーターJrは自身の言動を謝罪したというが、ロケッツはおそらくポーターJrとウッドに何かしらの処分を科すことになるだろう。
ポーターJrがNBAで生き残るためには、激しすぎる感情のコントロール方法を身に付けなければならないのかもしれない。
なお、ポーターJrの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 21 | 97 |
平均出場時間 | 30.5 | 27.2 |
平均得点 | 13.0 | 12.4 |
平均リバウンド | 4.4 (キャリアハイ) | 3.6 |
平均アシスト | 5.9 | 4.1 |
平均スティール | 1.3 (キャリアハイ) | 1.0 |
平均ターンオーバー | 4.0 | 2.8 |
FG成功率 | 36.2% (キャリアワースト) | 41.6% |
3P成功率 | 32.3% | 32.3% |
フリースロー成功率 | 62.5% (キャリアワースト) | 70.0% |
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