カイル・クーズマ「NBAではフィットとチャンスがすべて」
オフシーズン中のトレードでロサンゼルス・レイカーズからワシントン・ウィザーズに移籍したカイル・クーズマは、素晴らしいパフォーマンスでチームを牽引している。
現地3日に行われたシャーロット・ホーネッツ戦では試合終盤に3ポイントを3本成功させ、ウィザーズの勝利に貢献したクーズマ。
クーズマは昨季と異なりクラッチタイムで力強いパフォーマンスを見せ、ウィザーズファンからの信頼を勝ち取りつつあるようだが、クーズマによると、ウィザーズの環境に大きな要因があるという。
クーズマはウィザーズについて次のようにコメント。washingtonpost.comが伝えている。
正直に話すと、僕はただアグレッシブにプレイしているだけだ。
チャンスがあればリムに向かって行ったり、オープンスリーを撃ったりしている。
ここワシントンは僕にとって素晴らしい状況なんだ。
コーチたちは僕を信頼してくれているし、チームメイトたちも僕を信頼してくれている。
本当に楽しいよ。
このリーグではフィットすることとチャンスを手にすることがすべてさ。
レイカーズ時代のクーズマは安定したパフォーマンスを見せることができず、チームメイトやコーチたちからはサポートされたものの、レイカーズファンからは「クーズをトレードしろ!」など罵声を浴びせられた。
それゆえにウィザーズでのプレイは楽しくて仕方がないのだろう。
クーズマの次の課題はディフェンスであり、もしディフェンスをさらに改善することができれば、クーズマはウィザーズを代表する選手のひとりとして長く活躍するに違いない。
なお、クーズマの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 35 | 311 |
平均出場時間 | 32.7 | 30.0 |
平均得点 | 14.5 | 15.2 |
平均リバウンド | 8.3 (キャリアハイ) | 5.9 |
平均アシスト | 2.9 (キャリアハイ) | 2.0 |
平均スティール | 0.6 (キャリアハイタイ) | 0.6 |
平均ターンオーバー | 1.9 | 1.7 |
FG成功率 | 44.0% | 44.7% |
3P成功率 | 33.8% | 33.8% |
フリースロー成功率 | 66.7% (キャリアワースト) | 72.0% |
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