ヨナス・バランチュナス「ニック・ナースHCが僕を成長させてくれた」
オフシーズン中のトレードでニューオーリンズ・ペリカンズに加わったヨナス・バランチュナスは、今季37試合を終えて時点ですでに3ポイント試投数89本を記録している。
バランシュナスの3ポイント試投数のNBAキャリアハイは91本であり、それを大きく上回るペースで来ている。
3P成功率も42.7%と高い精度を維持しており、ビッグマンにもアウトサイドシュートが求められる現代のNBAゲームにフィットしだしたバランチュナス。
そのバランチュナスを変えたのは、トロント・ラプターズ時代の恩師であるニック・ナースHCだったようだ。
バランチュナスは自身とナースHCについて次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
今日のNBAは変化している。
多才でなければならないし、シュートを撃つことができなければならない。
僕はこのリーグでできるだけ長くプレイしたい。
そのために3ポイントショットを加えたんだ。
正直に話すと、ニックから始まった。
彼が僕をこのように成長させてくれたんだ。
僕に3ポイントショットを撃つようにプッシュしてくれたのは、彼が初めてさ。
バランチュナスによると、当時ラプターズのアシスタントコーチだったナースがオフシーズン中にリトアニアを訪れたことがきっかけとなり、スコアリングを強化するようになったという。
バランチュナス擁するペリカンズは、現地9日にラプターズと対戦した。
ペリカンズは敗れてしまったものの、バランチュナスは3本中1本の3ポイントを含む20得点、17リバウンドを記録。
ナースHCもバランチュナスの成長と活躍を喜んだことだろう。
なお、バランチュナスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 37 | 658 |
平均出場時間 | 31.7 | 25.9 |
平均得点 | 18.6 (キャリアハイ) | 13.2 |
平均リバウンド | 12.1 | 9.4 |
平均アシスト | 2.4 (キャリアハイ) | 1.1 |
平均スティール | 0.6 (キャリアハイタイ) | 0.4 |
平均ブロックショット | 0.9 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 2.4 | 1.6 |
FG成功率 | 52.2% (キャリアワースト) | 56.3% |
3P成功率 | 42.7% (キャリアハイ) | 37.5% |
フリースロー成功率 | 82.6% (キャリアハイ) | 78.3% |
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