ラッセル・ウェストブルックがレイカーズへのトレードについて「後悔はない」
NBAオールスターポイントガードのラッセル・ウェストブルックは、昨年夏のトレードでワシントン・ウィザーズからロサンゼルス・レイカーズに移籍した。
だが、ウェストブルックはレイカーズを勝利に導くパフォーマンスを見せることができず、ファンから強烈にバッシングされている。
早くも「ラッセル・ウェストブルックをトレードしろ」という声が聞こえ始めているが、ウェストブルックはホームチームのレイカーズにトレードされたことをどう考えているのだろうか?
ウェストブルックによると、レイカーズへのトレードに後悔はないという。ウェストブルックのコメントをRealGMが伝えている。
僕はハッピーさ。
なぜなら、(ロサンゼルスでは)子どもたちや家族、母、父に会えるからね。
僕にとってはそれが何より重要なんだ。
家にいることができるし、家族を抱きしめることができる。
彼らも僕に会うことができるし、僕は子どもたちの成長を毎日見ることができる。
それに毎朝学校に送ることもできる。
僕はそれが嬉しいんだ。
(レイカーズへのトレードに)後悔はないよ。
まったくない。
なぜなら、君たちには伝えておきたいが、僕にとって(家族は)バスケットボール以上のものだからね。
また、ウェストブルックはレイカーズからトレードされることも心配していないという。
まったく心配していない。
プロフェッショナルとして仕事をするだけさ。
僕のトレードの噂は毎年出るからね。
それが僕のアプローチ方法に影響を及ぼすことは絶対にない。
トレードされたとしてもされなかったとしても、僕のメンタリティや僕の目的に変わりはない。
僕はバスケットボール以上の目的があると思っているし、プロスポーツの中でどんなことが起ころうとも、常にその目的を最優先にしているんだ。
そう話したウェストブルックだが、レイカーズファンとしては「僕はすぐに自分自身を取り戻す」、「すぐにレイカーズを勝利に導いてみせる」などといった言葉が欲しかったところかもしれない。
ウェストブルックにはトレードの噂が浮上しているものの、大型契約と今季のパフォーマンスが足かせとなり、ウェストブルックに興味を持っているNBAチームはひとつもないと報じられている。
つまり、レイカーズはウェストブルックと心中する他ないわけだが、ウェストブルックには周囲の批判を覆すパフォーマンスを期待したいところだ。
なお、ウェストブルックの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 42 | 985 |
平均出場時間 | 35.5 | 34.8 |
平均得点 | 18.7 | 23.0 |
平均リバウンド | 8.2 | 7.4 |
平均アシスト | 8.1 | 8.5 |
平均スティール | 1.1 (キャリアワースト) | 1.7 |
平均ターンオーバー | 4.4 | 4.1 |
FG成功率 | 43.7% | 43.7% |
3P成功率 | 28.8% | 30.5% |
フリースロー成功率 | 65.6% (キャリアワーストタイ) | 78.6% |
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確かに今の環境だったり成績だったりを考えるとバスケットボール以上という発言はして欲しくなかったな…
こいつもう本当ダメだ…