ロサンゼルス・レイカーズを指揮するフランク・ボーゲルは現地19日に行われたインディアナ・ペイサーズ戦の残り約3分間、NBAオールスターポイントガードのラッセル・ウェストブルックをコートに出さなかった。

ウェストブルックはそれに腹を立て、試合後のメディアインタビューに応じなかっただけでなく、チームメイトたちがシャワーを浴び終えた頃にはすでにアリーナを去り、それによってレイカーズの試合後のミーティングは見送られたという。

そんな中、元NBAオールスターフォワードのカーメロ・アンソニーがウェストブルックに言及した模様。アンソニーのコメントをESPNが伝えている。

個人的なことではないと思う。

彼は今の役割に慣れていない。

試合の流れを考えると僕がコートに立たないこともあるし、他の選手がコートに立たないこともある。

だから、個人的なことは何もないと思うよ。

フラストレーションが溜まる。

正しいことをしようとしている選手として、フラストレーションが溜まる。

彼にとってこれは新しい状況であり、新しい環境だ。

彼が乗り越えることができるように、僕たちは彼を助けなければならない。

僕たちにできることはそれだけであり、彼のメンタルを正しい状態に戻さなければならない。

僕が心配しているのはそれだけだ。

ラスのバスケットボールのことに関しては、僕は心配していないよ。

彼のメンタルが正しい状態にあるなら、僕はそれで良いと思っている。

レイカーズを指揮するフランク・ボーゲルHCは試合後、ウェストブルックをコートに戻さなかった理由について質問されると、「試合に勝てると思った選手をプレイさせた」と答えた。

つまり、この日のウェストブルックは十分なプレイをしていなかったということだろう。

果たしてウェストブルックは正しいメンタルを取り戻し、レイカーズを勝利に導く選手になることができるのだろうか？

なお、レブロン・ジェイムスはウェストブルックがコートに戻らなかったことについて質問されると、以下のように質問で返した。

君たちは試合の最後にラスがいなかったことにうんざりするかい？