NBAオールスターのルカ・ドンチッチを擁するダラス・マーベリックスには、ダーク・ノビツキー時代以来となるNBAタイトル獲得の期待がかかっている。

マブスは現在26勝20敗、ウェスタン・カンファレンス5位と決して悪くはない。

だが、NBAタイトルコンテンダーのフェニックス・サンズやゴールデンステイト・ウォリアーズと比較すると物足りなさを感じているファンは少なくないだろう。

そんな中、マブスを指揮するジェイソン・キッドHCが、現在のマブスの問題点を示唆した模様。キッドHCのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

若い頃のマイケル・ジョーダンは、デトロイト・ピストンズをひとりで倒そうとしていた。

だが、できなかった。

それから新たなチームメイトを得た彼は、イージーにやってみせた。

おもしろいチームになった。

素晴らしい選手が加わると、物事はイージーかつシンプルになるものだ。

ルカを見てもらえれば分かるんじゃないかな。

マブスはドンチッチとクリスタプス・ポルジンギスを中心としたチームだ。

だが、ポルジンギスにはサイズとアウトサイドシュートがあるものの、ドンチッチをサポートするには十分ではないかもしれない。

マブスはドンチッチと並んでプレイできるボールハンドラーを探しているというが、もしそれが実現した時、マブスとドンチッチは1つ上のステップに上がるに違いない。

なお、ドンチッチの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2021-22	NBAキャリア
出場試合数	31	230
平均出場時間	35.1	33.5
平均得点	25.2	25.6
平均リバウンド	8.8	8.4
平均アシスト	8.7	7.8
平均スティール	1.2 （キャリアハイ）	1.0
平均ターンオーバー	4.6	4.0
FG成功率	43.4％	45.4％
3P成功率	29.1％ （キャリアワースト）	32.6％
フリースロー成功率	75.0％	73.7％