ジェイムス・ハーデン「僕のファーストチョイスはフィリーだった」
NBAオールスターガードのジェイムス・ハーデンは、先日のトレードでブルックリン・ネッツからフィラデルフィア・セブンティシクサーズに移籍した。
ハーデンはケビン・デュラント、カイリー・アービングとNBAタイトルを獲得するためにネッツに移籍したものの、約1年でネッツを去ることになった。
ハーデンはヒューストン・ロケッツにトレードを要求した時、ロケッツから「フィラデルフィア・セブンティシクサーズとブルックリン・ネッツ、どちらに行きたい?」と質問されると、「ネッツ」と答え、ネッツへのトレードが実現したと報じられていたが、実際は「シクサーズ」と答えていたのかもしれない。
ハーデンは当時を振り返り、次のようにコメント。PhillyVoice.comが伝えている。
(ロケッツにトレードを要求した時)フィリーは僕のファーストチョイスだった。
だが、実現しなかった。
ジョエル(・エンビード)はこのリーグで最高のビッグマンだし、コーチ陣も素晴らしい。
トップからボトムまで理にかなっている。
ここにいることができて嬉しいよ。
また、関係悪化が噂されたアービングや、新たな相棒になるエンビードについては、以下のように語っている。
僕とカイは本当に良き友人同士さ。
彼が経験してきたこと、彼が今も経験していることは、彼個人が決めたことだ。
ただ、(接種しないことが)チームに影響を及ぼしたのは間違いない。
なぜなら、本来は僕とカイリー、KDは勝利のためにコート上で多くのことを補い合うつもりだったからね。
だが、僕たちが16試合しか一緒にプレイできなかったのは不運だった。
僕たち(ハーデンとエンビード)はハイレベルだから、フィットするだろう。
コート上のジョエルはどんなことでもできる。
チームにはすごくスマートな選手たちがいるし、コミュニケーションがあるし、僕たちを成功に導いてくれるコーチたちもいる。
すでに素晴らしいものが揃っているから、僕はただチームに貢献するだけさ。
僕ならうまくやれる。
ゲームを理解し、スキルがある仲間たちがいて、全員が勝利を求めているのだから、すぐに馴染むことができるだろうね。
ハーデンによると、シクサーズが今季のNBAタイトルを狙えるレベルにあるかは分からないものの、ケミストリーの構築に時間はかからないという。
ハムストリングの問題で離脱しているハーデンは、NBAオールスターブレイク後にシクサーズデビューする予定だ。
ハーデンによると、ハムストリングの状態は「良い感じ」であり、もうしばらく離脱することについては「100%の状態に戻ったことを確認するためにシクサーズとともに決定した」というが、シクサーズファンはハーデンのデビューを心待ちにしているに違いない。
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