トレードのマービン・バグリーⅢ「肩の荷が下りた気分」
NBAキャリア4年目のマービン・バグリーⅢは、先日のトレードでサクラメント・キングスからデトロイト・ピストンズに移籍した。
2018年のNBAドラフト2位でキングスに入団したバグリーⅢにはキングスをNBAプレイオフ進出に導く働きが期待されていたものの、怪我の影響もあり、出場機会は徐々に減少。
その結果、バグリーⅢは活躍の場を求めてトレードを要求していたわけだが、ピストンズにトレードされたことで解放感を得られたのかもしれない。
バグリーⅢはピストンズへのトレードについて次のようにコメント。RealGMが伝えている。
肩の荷が下りた気分だ。
バスケットボールをプレイするのが楽しい。
新しい環境、新しい施設、新しいチームメイトたち、新しい顔ぶれ。
それこそ僕が必要としていたものだと思う。
僕はこの機会を最大限利用するつもりだ。
僕にとってはまったく新しい経験になっている。
これまでトレードされたことはなかった。
西海岸から東海岸に来ることそのものが、僕にとって新しいことなんだ。
新しい顔ぶれと新しい名前を覚え、人々と関係を築く。
僕はこの場所とこの都市を学び続けている。
楽しみにしていることがたくさんある。
ここで徐々に積み重ねていきたい。
僕たちなら次のレベルに引き上げることができるし、僕はそれをすごく楽しみにしているんだ。
バグリーⅢは今年夏に制限付きFAになる。
ピストンズはバグリーⅢを高く評価しているというから、現時点ではいかなるオファーにもマッチするだろう。
だが、今季のパフォーマンス次第となる可能性があるだけに、バグリーⅢはピストンズを牽引する選手になれるポテンシャルを見せたいところだ。
なお、バグリーⅢのトレード後とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | トレード後 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 4 | 152 |
平均出場時間 | 22.5 | 24.7 |
平均得点 | 11.5 | 13.4 |
平均リバウンド | 5.5 | 7.4 |
平均アシスト | 0.3 | 0.9 |
平均スティール | 0.5 | 0.5 |
平均ターンオーバー | 0.3 | 1.3 |
FG成功率 | 51.3% | 49.5% |
3P成功率 | 16.7% | 29.6% |
フリースロー成功率 | 45.5% | 66.6% |
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