ケビン・デュラントがジェイムス・ハーデンのトレード要求について「彼の立場になって考えてみよう」
NBAオールスターガードのジェイムス・ハーデンはブルックリン・ネッツにトレードを要求し、その結果フィラデルフィア・セブンティシクサーズに移籍することになった。
カイリー・アービングがロードゲームにしか出場できず、ケビン・デュラントが怪我で長期離脱を余儀なくされたため、ハーデンは彼らの分の負担も担わなければならなかったことがトレード要求につながったと噂されている。
ハーデンはヒューストン・ロケッツ時代もトレードを要求し、試合に出場しないという手段をとったため、今回のトレードについても批判を浴びているが、デュラントによると、ハーデンの心情は理解できるという。
デュラントはハーデンのトレード要求について次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
彼の立場になって考えてみよう。
カイはプレイしていなかった。
僕は怪我をしていた。
それに彼はこれまでNBAチャンピオンになったことがない。
彼は32歳だ。
彼は彼自身を見つめ直し、タイトル争いできるようなチームに加わりたかったんじゃないかな。
そう考えているなら、その気持ちを他の誰かがコントロールすることはできない。
彼と彼のチームが健康であり続けること、僕たちが健康であり続けることを願っている。
僕たちが素晴らしいシーズンを送り、彼らが素晴らしいシーズンを送ることを願っている。
僕たちは前に進むだけさ。
アービングはクリーブランド・キャバリアーズ時代に、デュラントはゴールデンステイト・ウォリアーズ時代にNBAチャンピオンになった経験がある。
だが、その経験がないハーデンは、シクサーズにNBAチャンピオンの可能性をより感じたのだろう。
トレードが成立した後、シクサーズはハーデンが出場した試合を5戦全勝と絶好調だ。
果たしてハーデンは悲願のNBAタイトル獲得を達成し、トレード要求が間違いではなかったことを証明できるだろうか?
なお、今季のハーデンのネッツとシクサーズでのスタッツは以下の通りとなっている。
– | ネッツ | シクサーズ |
---|---|---|
出場試合数 | 44 | 5 |
平均出場時間 | 37.0 | 36.8 |
平均得点 | 22.5 | 24.6 |
平均リバウンド | 8.0 | 7.6 |
平均アシスト | 10.2 | 12.4 |
平均スティール | 1.3 | 1.2 |
平均ターンオーバー | 4.8 | 2.8 |
FG成功率 | 41.4% | 53.1% |
3P成功率 | 33.2% | 44.8% |
フリースロー成功率 | 86.9% | 89.4% |
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