プレシャス・アチウワがアリーナでの火災を振り返り「くしゃみが出始めた」
現地26日に行われたインディアナ・ペイサーズ対トロント・ラプターズ戦は、無観客の中で終えた。
ラプターズのホームアリーナであるスコシアバンクアリーナのスピーカーから火があがり、アリーナ側がファンを避難させたためだ。
第2Q残り約4分を残して一時中断となった試合は約1時間後に再開されたが、ラプターズのプレシャス・アチウワは体調に異変を感じていた模様。
アチウワはアリーナでの火災を振り返り、次のようにコメント。tsn.caが伝えている。
くしゃみが出始めたんだ。
その時、「空中で何かが起こっている」と感じた。
そして火災が起こっていることを聞かされたんだ。
僕の人生の中であのようなゲームは一度もなかったと思う。
クレイジーだったよ。
アリーナの警備員は火災が発生したことを知ると、まずそのセクションで観戦していたファンを避難させた。
ラプターズを指揮するニック・ナースHCによると、アリーナの一角だけ空席になっているのを見て不思議に感じていたという。
観客席を見ると、あのセクション全体が空席になっていた。
「何があったんだ?」という感じさ。
「なぜあの席のチケットを販売しなかったのだろう?いや待て。これから集団が来るはずだ。そうだよな?」と思っていたんだ。
火災が発生したのは一角だけだったものの、この火災による臭いがアリーナに充満してしまったため、スコシアバンクアリーナは大事を取ってファン全員を避難させたという。
この日のチケット代金については全額返金される見込みだ。
オーランドのバブルに始まり、一時的にタンパをホームとしたり、ファン不在の中でスコシアバンクアリーナでプレイしたりと、奇妙な事態が続いているラプターズ。
ナースHCはもはやこういった状況に慣れっこになったに違いない。
なお、ナースHCはこの件について、以下のように語っている。
リストに加えておくよ。
もうひとつの奇妙な夜だ。
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