クレイ・トンプソンが完全復活について「見えている」
ゴールデンステイト・ウォリアーズの元NBAオールスター、クレイ・トンプソンは、現地2日に行われたユタ・ジャズ戦で8本の3ポイントを含む36得点を記録し、ウォリアーズを大逆転勝利に導いた。
長いリハビリを乗り越えてNBAに復帰したトンプソンはなかなかリズムを取り戻すことができず、波がある日が続いている。
だが、現地3月12日のミルウォーキー・バックス戦で8本の3ポイントを含む38得点、同25日のアトランタ・ホークス戦で9本の3ポイントを含む37得点を記録するなど、爆発力は戻りつつあると言えるだろう。
トンプソンも完全復活に手応えを感じ始めているのかもしれない。
トンプソンはジャズ戦を終えた後、自身について次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。
僕は僕が望むレベルに再び到達するだろう。
まだそこには至っていない。
だが、見えている。
NBA史上最高の3ポイントシューターであるステフィン・カリーが負傷離脱を余儀なくされたことを受け、トンプソンがシュートを撃つ機会は増加している。
それもトンプソンが勘を取り戻すのに役立っているのかもしれない。
もしトンプソンが怪我前のフォームを取り戻し、完全復活することができれば、カリー復帰後のウォリアーズは黄金時代のような強さを見せてくれるに違いない。
なお、トンプソンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 30 | 645 |
平均出場時間 | 29.2 | 32.9 |
平均得点 | 19.3 | 19.5 |
平均リバウンド | 3.9 (キャリアハイ) | 3.5 |
平均アシスト | 2.7 | 2.3 |
平均スティール | 0.5 (キャリアワースト) | 0.9 |
平均ターンオーバー | 1.3 | 1.7 |
FG成功率 | 41.8% (キャリアワースト) | 45.7% |
3P成功率 | 37.1% (キャリアワースト) | 41.6% |
フリースロー成功率 | 91.1% (キャリアハイ) | 85.0% |
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