ケビン・デュラントがアキレス腱断裂を振り返る
NBAオールスターフォワードのケビン・デュラントは、ゴールデンステイト・ウォリアーズに所属していた2019年のNBAファイナル第5戦でアキレス腱を断裂し、長期離脱を余儀なくされた。
アキレス腱を断裂する前のデュラントはふくらはぎに問題を抱えていたが、完治を待たずに復帰。
それがアキレス腱断裂を引き起こしたとされている。
デュラントは当時、アキレス腱を断裂した後に数度自問自答したという。
デュラントは当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
コートに出てプレイすべきだったか、違う決断をすべきだったか自問自答した。
自問自答を3~4度繰り返した後、こう思ったんだ。
「こんなことをしても良いことはない」とね。
だから、すぐに過去のことにできたんだ。
ただ、復帰するまで苦しい思いをするだろうなと思っていた。
これまでのようなプレイができるか不安だった。
毎日のように映像を見て、「あんなふうにダンクを決めたり、右足でジャンプしたりできるようになるのか?」と思っていた。
4ヶ月も体育館に行けなかったのはクレイジーだったが、一度試してみたら、そこからはどんどん前に進み、すべてが良くなっていったんだ。
デュラントは復帰後も支配力のあるパフォーマンスを見せており、今もNBAトップクラスのスコアラーのひとりだ。
だが、厳しいリハビリの日々を乗り越えたデュラントのメンタルは強化され、より完成形に近いNBA選手になったと言えるかもしれない。
なお、デュラントの2018-19シーズンと今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2018-19 | 2021-22 |
---|---|---|
出場試合数 | 78 | 55 |
平均出場時間 | 34.6 | 37.2 |
平均得点 | 26.0 | 29.9 |
平均リバウンド | 6.4 | 7.4 |
平均アシスト | 5.9 | 6.4 |
平均スティール | 0.7 | 0.9 |
平均ブロックショット | 1.1 | 0.9 |
平均ターンオーバー | 2.9 | 3.5 |
FG成功率 | 52.1% | 51.8% |
3P成功率 | 35.3% | 38.3% |
フリースロー成功率 | 88.5% | 91.0% |
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