カイリー・アービング「セルティックスファンに同じエネルギーを返す」
ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングは現地17日に行われたボストン・セルティックスとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第1戦で、予想通りセルティックスファンから手荒い歓迎を受けた。
セルティックスはアービングがボールを持つたびにブーイングを浴びせ、コートサイドにいたファンはアービングにトラッシュトークを仕掛ける様子も見られた。
一方のアービングはコーナーからタフジャンパーを決めた後、セルティックスファンに向けて中指を立てるジェスチャーを見せたわけだが、この件についてアービングが説明した模様。
アービングによると、セルティックスファンのエネルギーをそのまま返しただけだったという。アービングのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
僕の出身地ではこういった悪ふざけがたくさんあったから、僕は慣れているんだ。
このアリーナに足を踏み入れた時からどうなるか分かっていた。
だから、特に真新しいことではない。
だが、僕は彼らが僕に向けたエネルギーと同じだけのエネルギーを返すだろう。
すべてのファン、すべてのボストンファンを攻撃したいわけではない。
だが、人々に「プッ○ー」とか「ビッ○」とか「ファッ○ユー」とか叫ばれたら、選手にできることはほとんどないんだ。
僕たちは大人しく、謙虚な姿勢でいることを期待されている。
だが、これはプレイオフだ。
そういうことさ。
ここでどんなことが起こるかは分かっている。
僕は同じエネルギーを彼らに返している。
競技の中ではすべてが公平だ。
だから、誰かが僕の名前を叫んだら、僕は彼らを直視し、本当にそう思っているのか確認する。
ほとんどの場合、彼らはそう思っていないよ。
アービングは以前、セルティックスの一員としてプレイし続けることを誓っていた。
にも関わらずセルティックスを離れ、ケビン・デュラントと共にNBAタイトルを勝ち取るためにネッツに移籍。
さらに凱旋試合ではセルティックスのロゴを踏みつけるなど、セルティクスファンの怒りを買う行為をしてきた。
おそらくセルティックスファンの怒りが収まることはないだろう。
ネッツが勝っても負けても、セルティックスファンはアービングに罵声を浴びせ続けるに違いない。
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