ケビン・デュラントが考えるNBAチームのヘッドコーチの仕事とは?
NBAチームを指揮するヘッドコーチは、良い成績を残すことができなかったり選手とのコミュニケーションが十分でなかったりした場合、解雇されることが多い。
2020年のロサンゼルス・レイカーズをNBAチャンピオンに導いたフランク・ボーゲルはその2つが理由で解雇されたと見られているが、NBAを代表するスーパースターのケビン・デュラントは後者を重視しているのかもしれない。
デュラントによると、NBAチームを指揮するヘッドコーチには戦略的な面より選手のマネジメントが求められるという。デュラントのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
(ヘッドコーチに求められるのは)パーソナリティのマネジメントだと思う。
それが最も大きなことじゃないかな。
僕たちは皆、プレイする方法を知っている。
専門用語はすべて知っている。
あらゆるスキームを知っている。
パーソナリティをマネジメントすること。
それが彼らの最も大きな仕事だと思うよ。
アービングは2年前、「ネッツにコーチは必要ない」と発言した。
ネッツはその後ケニー・アトキンソンを解雇し、NBAチームをヘッドコーチとして指揮した経験がないスティーブ・ナッシュを起用した。
デュラントは常にナッシュHCをサポートしているが、ナッシュHCが選手たちの個性を尊重し、自由にプレイさせているからこそなのかもしれない。
デュラントの考えが正しいか否かは分からないが、デュラントは自身が正しいことを証明するため、来季こそネッツをNBAチャンピオンに導くパフォーマンスを見せるだろう。
なお、デュラントの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 55 | 939 |
平均出場時間 | 37.2 | 36.8 |
平均得点 | 29.9 | 27.2 |
平均リバウンド | 7.4 | 7.1 |
平均アシスト | 6.4 (キャリアハイ) | 4.3 |
平均スティール | 0.9 | 1.1 |
平均ブロックショット | 0.9 | 1.1 |
平均ターンオーバー | 3.5 | 3.2 |
FG成功率 | 51.8% | 49.6% |
3P成功率 | 38.3% | 38.4% |
フリースロー成功率 | 91.0% (キャリアハイ) | 88.4% |
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