エージェント変更のディアーロン・フォックス「トレードや移籍とは関係ない」
今季NBAオールスターレベルのパフォーマンスを見せているサクラメント・キングスのディアーロン・フォックスは先日、契約していたエージェントと決別し、新たにクラッチスポーツとエージェント契約を結んだ。
レブロン・ジェイムスやアンソニー・デイビスなどNBAスターたちを顧客に抱えているクラッチスポーツとエージェント契約を結んだことにより、「フォックスはトレードを要求するのでは?」といった憶測が出回ることとなったが、フォックス自らこれらの噂や憶測を否定した模様。
フォックスによると、エージェントの変更はトレードや移籍とはまったく関係ないという。フォックスのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
どんな悪評があるアスリートでも、大きな変化をもたらそうとすると、それが巡り巡って憶測を呼んでしまうものさ。
だが、僕はサクラメントにいるのが大好きだ。
この動きはトレード希望や移籍希望とはまったく関係ない。
僕自身とバスケットボールビジネスを重視した結果だ。
彼ら(クラッチスポーツ)はその点において、僕がこれまで得られなかった助けをもたらしてくれると思う。
とにかくレベルアップしたんだ。
フォックスの契約は2026年まで残っている。
キングスは現在10勝8敗、ウェスタン・カンファレンス6位とまずまずの成績を残していることもあり、少なくともキングス側がフォックスをトレードで放出することはないだろう。
とはいえ、キングスはフォックスの契約が残っているうちにNBAプレイオフ復帰を果たし、NBAタイトルを狙えるレベルにステップアップしたいところだ。
なお、フォックスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 17 | 339 |
平均出場時間 | 32.3 | 32.1 |
平均得点 | 25.1 | 19.4 |
平均リバウンド | 4.9 | 3.6 |
平均アシスト | 6.1 | 6.2 |
平均スティール | 1.2 | 1.3 |
平均ターンオーバー | 2.6 | 2.8 |
FG成功率 | 53.0% | 46.5% |
3P成功率 | 38.5% | 32.4% |
フリースロー成功率 | 82.0% | 73.0% |
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