フェニックス・サンズの選手たちはニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンが試合終了間際に暗黙のルールを破って豪快なウィンドミルダンクを決めたことに腹を立て、試合終了後に激しい口論を繰り広げた。

ウィリアムソンは正しい行為ではなかったと認識しつつも、サンズの誰も自陣まで戻ってこなかったため、ペリカンズのファンのためにダンクを披露したと説明。

サンズのディアンドレ・エイトンも一定の理解を示した一方で、激しい闘争心を持つキャメロン・ペインは不満をあらわにしたようだ。

ディアンドレ・エイトンがザイオン・ウィリアムソンの暗黙のルール破りについて「ファンのためにやった」

ペインは試合後、ウィリアムソンの暗黙のルールを破ったダンクについて質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。

ゲームはもはや終わっていたのに、彼らはプレイし続けた。

スポーツマンシップを感じられなかった。

僕たちはそういったことが好きではない。

僕たちは正しいやり方でやる。

彼らも正しいやり方でやるべきだったと思うが、そうしなかった。

僕たちは良いこととして受け止めなかったし、僕たちだって負けず嫌いだ。

決着はついていた。

ショットクロックは残っていなかった。

彼らはボールをキープすることもできたはずだ。

昨季のNBAプレイオフ・ファーストラウンドでサンズを苦しめたペリカンズは、いま最も勢いに乗っているチームのひとつだ。

今回の件でペリカンズとサンズのライバル関係がさらに激しさを増したと言えそうだが、彼らは激しい闘争心を見せながらもライバルとしてNBAを牽引していくに違いない。

なお、ペリカンズのCJ・マッコラムはサンズの選手たちのクレームを一切受け付けず、次のように苦言を呈した。

もし僕たちにダンクさせたくないなら、彼らはディフェンスに戻らなければならない。

ディフェンスに戻れ。