ローテーションから外されたデリック・ローズ「勝っているなら文句は言えない」
トム・ティボドーHC指揮するニューヨーク・ニックスは、現在5連勝中と絶好調だ。
その一方で、元NBAオールスターポイントガードのデリック・ローズは出場機会を失い、この5連勝中は「コーチの決定による」欠場を強いられている。
だが、ローズによると、チームが勝っている限り、出場機会を得られないことに文句を言うべきではないという。
ローズは自身の状況について質問されると、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
試合に勝っているなら文句は言えない。
もし負けていたら、僕は怒り狂っていたかもしれないね。
だが、僕たちは勝っているのだから、文句は言えないよ。
また、トレードの噂が出ているローズは去就について質問されると、次のように答えた。
分からない。
本当に分からないんだ。
僕はここにいたいが、状況が変わればどこか他に行かなければならないかもしれない。
(NBAキャリアがいつまで続くのか)分からない。
去りたいと感じた時に去れるようにしたい。
その間は笑顔でいたい。
ただ、(未来のことは)誰にも分からないよね。
人々は僕が走り回るのを見たいと思ってくれている。
僕があと何試合プレイできるのか見てみよう。
もうスタッツは重要ではない。
彼らは僕があとどれくらいプレイできるのか見たがっているんだ。
ローズにはNBAオールスターのルカ・ドンチッチ擁するダラス・マーベリックスが関心を持っていると噂されている。
マブスは元NBAオールスターポイントガードのケンバ・ウォーカーを獲得したばかりであり、ローズ獲得に本腰を入れるかは定かでないが、経験豊富なローズを必要とするNBAチームは他にも現れるだろう。
いずれにせよ、辛い経験を乗り越えたローズが最高の形でNBAキャリアを締めくくれることを祈りたい。
なお、ローズの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 21 | 693 |
平均出場時間 | 13.6 | 31.2 |
平均得点 | 6.4 | 17.8 |
平均リバウンド | 1.8 | 3.3 |
平均アシスト | 2.0 | 5.3 |
平均スティール | 0.3 | 0.8 |
平均ターンオーバー | 0.8 | 2.5 |
FG成功率 | 40.0% | 45.6% |
3P成功率 | 34.7% | 31.6% |
フリースロー成功率 | 100% | 83.1% |
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