絶賛覚醒中のボル・ボル「僕はもともとすべてを持っていた」
オーランド・マジックのボル・ボルは、NBAキャリア4年目となる今季を飛躍のシーズンとしている。
昨季までは十分な出場機会を得ることができずにいたものの、マジックに移籍した今季はボールハンドリングやショットクリエイト、3ポイントシュートなどオフェンス面で多岐にわたって存在感を発揮。
もはやマジックに欠かせない選手のひとりとなっているが、ボルによると、彼が今季披露しているオフェンスオプションは以前から持っているものであり、ただ発揮する機会がなかっただけだという。
ボルは自身について次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
僕はこのすべてを前から持っていた。
見せることができていなかっただけだ。
なぜなら、過去数年の僕はベンチにいたからね。
今はチャンスを与えてもらっている。
試合のたびに成長しようと努力してきたし、それが表れているんじゃないかな。
ボルはそのサイズとスキルから、フランスのビクター・ウェンバニャマと比較されることが多い。
ウェンバニャマはフランチャイズの未来を変える逸材と評価されており、ボルと比較すると圧倒的に注目されている。
だが、今年のNBAドラフト1位選手のパオロ・バンケロによると、人々はボルの脅威を忘れるべきではないという。
誰もがフランスのビクターについて話をしている。
比較するつもりはないが、ボルは7.2フィートで3ポイントがある。
コートを駆け上がることもできるし、パスもある。
ブロックショットもある。
人々は彼のことを忘れているんじゃないかな。
ボルは生まれながらの脅威なんだ。
ボルのサイズと多彩なスキルはマジックの多くをもたらしている。
まだ23歳と若く、天井知らずのボルはこれからますます脅威の存在となるに違いない。
なお、ボルの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 30 | 83 |
平均出場時間 | 26.6 | 13.6 |
平均得点 | 12.4 | 6.2 |
平均リバウンド | 7.4 | 3.4 |
平均アシスト | 1.1 | 0.6 |
平均スティール | 0.5 | 0.3 |
平均ブロックショット | 1.7 | 0.8 |
平均ターンオーバー | 2.1 | 1.1 |
FG成功率 | 59.6% | 56.0% |
3P成功率 | 41.1% | 39.8% |
フリースロー成功率 | 76.7% | 73.3% |
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