トロント・ラプターズは現地2月9日のトレード期限までにフレッド・バンブリートやOG・アヌノビーなど主力選手たちを放出すると噂されている。

中でも注目を集めているひとりは、NBAキャリア6年目を迎えているアヌノビーだ。

アヌノビーには多くのNBAチームが関心を持っているというが、その中にはウェスタン・カンファレンスのNBAタイトルコンテンダーも含まれている模様。

fadeawayworld.netによると、NBAオールスターガードのジャ・モラント擁するメンフィス・グリズリーズが、アヌノビーに関心を持っているという。

ラプターズがアヌノビーのトレードを決定した場合、見返りとしてNBAドラフト1巡目指名権を3つ要求すると見られている。

グリズリーズは2019年まで毎年NBAドラフト1巡目指名権を保有しているため、ラプターズの要求を満たすことができるだろう。

ただし、グリズリーズはNBAドラフト1巡目指名権を手元に置き、ディロン・ブルックスとザイール・ウィリアムスを含めたトレードでアヌノビーを獲得することを望んでいるとも報じられている。

とはいえ、スコアリングだけでなくディフェンスでも高い評価を得ているアヌノビーを獲得することができれば、グリズリーズはますます強力なNBAタイトルコンテンダーとなりそうだ。

なお、アヌノビーの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2022-23	NBAキャリア
出場試合数	45	346
平均出場時間	35.8	28.0
平均得点	16.9	11.3
平均リバウンド	5.5 （キャリアハイタイ）	4.3
平均アシスト	2.0	1.5
平均スティール	2.1 （キャリアハイ）	1.2
平均ターンオーバー	2.2	1.2
FG成功率	45.7％	46.7％
3P成功率	36.6％	37.1％
フリースロー成功率	82.1％ （キャリアハイ）	73.4％