タイロン・ルーHCがカイリー・アービングのマブス移籍について「今は考えさせないでくれ」
NBAオールスターポイントガードのカイリー・アービングが、現地6日のトレードでダラス・マーベリックスに移籍した。
アービングがマブスデビューすると見られるのは、現地8日のロサンゼルス・クリッパーズ戦だ。
クリッパーズはアービング獲得を狙い、ルーク・ケナード、テレンス・マン、NBAドラフト1巡目指名権、2つの1巡目スワップ権をトレードパッケージにしてオファーを出したというが、トレードを実現させることはできなかった。
そんな中、クリーブランド・キャバリアーズ時代にアービングをコーチングしたタイロン・ルーHCが、アービングとルカ・ドンチッチという強力なデュオにについて質問された模様。
ルーHCによると、アービングとドンチッチがデュオを結成したことにより、ウェスタン・カンファレンスはますますタフな状況になるという。ルーHCのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
頼むから今はそのことは考えさせないでくれ。
我々は水曜日に彼らと対戦する。
だから考えたくない。
タフなチャレンジになるだろう。
カイリーは過去に何度も我々を襲ってきた男だ。
ルカは過去に何度も我々を襲ってきた男だ。
彼らが同じチームになった。
ウェストの多くのチームにとってタフなチャレンジになるだろうね。
今季のウェストは混沌としており、少し気を抜けばすぐに順位を落としてしまうような状況にある。
ルーHCとしてはアービングを獲得してタフなレースを勝ち抜きたかったところだろうが、昨季NBAプレイオフで苦汁をなめさせられたマブスにアービングが加わったのだから、気が気ではないのだろう。
クリッパーズにとって今季はフランチャイズ初となるNBAチャンピオンの最大のチャンスなだけに、超大型補強に成功したマブスは悲願達成に向けて大きな壁となりそうだ。
コメントを残す