シカゴ・ブルズのアレックス・カルーソには、トレードの噂が浮上していた。

昨季NBA王者ゴールデンステイト・ウォリアーズがカルーソに関心を持ち、指揮官のスティーブ・カーHCが試合後にカルーソと話をした当時、「カーHCがカルーソをウォリアーズにリクルートしている」と報じられたが、この時のカーHCはワールドカップを見据えていたのかもしれない。

スティーブ・カーHCがアレックス・カルーソをウォリアーズにリクルート？

clutchpoints.comによると、カーHCは当時、カルーソをウォリアーズに勧誘したのではなく、チームUSAに勧誘していたという。

カルーソは今季平均1.7スティールを記録するNBA屈指のディフェンダーだ。

だが、NBAキャリア6年目の今季はアウトサイドシュートでも頭角を表し、3P成功率38.1％を記録している。

チームUSAではロールプレイヤーとして起用されることになるだろうが、NBA屈指の3＆Dに成長したカルーソはディフェンダーとして、プレイメイカーとして重宝されるに違いない。

なお、カルーソの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2022-23	NBAキャリア
出場試合数	49	274
平均出場時間	24.3	21.2
平均得点	5.5	6.0
平均リバウンド	3.1	2.7
平均アシスト	3.2	2.8
平均スティール	1.7 （キャリアハイタイ）	1.2
平均ターンオーバー	1.3	1.2
FG成功率	44.2％ （キャリアハイ）	42.6％
3P成功率	38.1％	36.8％
フリースロー成功率	79.3％	74.4％