ジェイソン・キッドHCがクリスチャン・ウッドの出場期間を減らしている理由とは?「ビッグマンの層を見てくれ」
ダラス・マーベリックスのクリスチャン・ウッドは、シーズン前半途中でスターターに抜擢されると、NBAオールスターガードのルカ・ドンチッチと共にチームを牽引するパフォーマンスを見せていた。
だが、1月下旬に負傷離脱すると、復帰後のウッドの出場時間は減少。
離脱前に平均29.0分あった出場時間は、離脱後に平均19.2分と大幅に落ち込んでいる。
では、指揮官のジェイソン・キッドHCはなぜウッドの出場時間を大幅にカットしているのだろうか?
キッドHCによると、マブスはビッグマンの層が厚く、調子が良いビッグマンをプレイさせているため、ウッドの出場時間は減少しているという。キッドHCのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
ビッグマンの層の厚みを見てくれ。
我々は彼らをコートに出し、誰がホットなのか確認するようにしている。
それにマキシ(・クリバー)が復帰したから、彼の出場時間はカットされる。
特に我々が健康な時はね。
今はそういう状況であり、今後変わることもあり得るよ。
マブスにはウッドとクリバーの他、ジャベール・マギー、ドワイト・パウエルと5番のポジションでプレイできる選手が多い。
現在はパウエルをスターターとして起用しているが、スモールラインナップで戦う時はクリバーを5番のポジションでプレイさせるだろう。
長期離脱明けのクリバーには出場時間制限がかかっているため、彼の出場時間制限が解除されたらウッドの出場時間はますます減ってしまうかもしれない。
とはいえ、ウッドは限られた機会を活かし、自らの手で出場時間を勝ち取りたいところだ。
なお、ウッドの離脱前と離脱後のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 離脱前 | 離脱後 |
---|---|---|
出場試合数 | 42 | 14 |
平均出場時間 | 29.0 | 19.2 |
平均得点 | 18.4 | 13.3 |
平均リバウンド | 8.4 | 5.1 |
平均アシスト | 1.7 | 1.4 |
平均スティール | 0.5 | 0.2 |
平均ブロック | 1.3 | 0.6 |
平均ターンオーバー | 2.1 | 0.9 |
FG成功率 | 53.5% | 47.0% |
3P成功率 | 38.5% | 29.4% |
フリースロー成功率 | 73.7% | 86.5% |
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