レギュラーシーズン83試合出場見込みのミカル・ブリッジズがロードマネジメントについて「特に反対ではない」
NBAオールスターフォワードのケビン・デュラントを含むトレードでフェニックス・サンズからブルックリン・ネッツに移籍したミカル・ブリッジズは、スコアラーとしての才能を開花させつつある。
ネッツ移籍後はNBAキャリア平均13.1得点を2倍以上上回る平均27.5得点を記録しているブリッジズ。
だが、それ以上に特筆すべきは、5年間のNBAキャリアを通して試合を欠場したことが一度もないということだ。
ロードマネジメントがさまざまな議論を呼んでいる中、ブリッジズは安定してプレイできる貴重なNBA選手のひとりと言えそうだが、ブリッジズによると、ロードマネジメントに特に反対しているわけではないという。ブリッジズのコメントをESPNが伝えている。
(試合を欠場することに)特に反対ではない。
誰もにそれぞれの理由がある。
怪我明けでプレイできないなど合理的な理由があるなら、理解できる。
身体は人それぞれであり、それが最も重要なことだ。
僕は足に膝蹴りを食らってもOKだ。
だが、中には足が腫れ、翌日動けなくなってしまう人もいる。
人々はそのことを分かっていない。
なぜならここにいないからね。
経験してみなければ絶対に分からないんだ。
ブリッジズは残りのレギュラーシーズンの試合を欠場しなければ、今季83試合に出場することになる。
NBA史上83試合以上に出場したのは41選手のみで、ブリッジズがそのリストに加われば、2014-15シーズンにデトロイト・ピストンズとヒューストン・ロケッツでプレイしたジョシュ・スミス以来になるという。
最後に試合を欠場したのは高校時代で、大学時代から現時点まで試合に出場し続けているブリッジズ。
スペンサー・ディンウィディに「真の鉄人」と言わしめるブリッジズは、これからも試合に出場し続け、チームのために最善を尽くすに違いない。
なお、ブリッジズのトレード後とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | トレード後 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 22 | 387 |
平均出場時間 | 35.0 | 32.2 |
平均得点 | 27.5 | 13.1 |
平均リバウンド | 4.6 | 4.0 |
平均アシスト | 2.7 | 2.3 |
平均スティール | 0.9 | 1.3 |
平均ターンオーバー | 1.9 | 1.0 |
FG成功率 | 50.5% | 49.9% |
3P成功率 | 43.4% | 38.2% |
フリースロー成功率 | 91.1% | 85.8% |
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