ミカル・ブリッジズがトレード当時の心境を明かす「ネッツに移籍することは分かっていた」
ブルックリン・ネッツにとって、ここ2年は特に激動のシーズンだった。
今季序盤は苦しんだものの、NBAオールスターのカイリー・アービングとケビン・デュラントが揃ってコートでプレイできるようになると12連勝するなど大躍進。
だが、ネッツとの延長契約交渉で折り合いがつかなかったアービングがトレードを要求すると、デュラントもトレードを要求し、ネッツを去った。
ネッツファンはデュラントとアービングのトレードに失望と怒りを感じただろうが、デュラントを含むトレードでフェニックス・サンズからネッツに移籍したミカル・ブリッジズによると、彼はトレード要求でネッツを離れた3選手とは違うタイプの人間だという。
ブリッジズは先日、トレード当時の心境について次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
ブルックリンではたくさんのことがあったと思う。
ブルックリンにはカイリーがいて、(ジェイムス・)ハーデンがいて、KDがいた。
そして、カイリーの件など、あらゆることが起こった。
ファンは新たな風を求めていたんじゃないかな。
僕は彼ら(アービング、ハーデン、デュラント)とは真逆のタイプだ。
僕は本当に物静かで、落ち着いているし、特にこだわりもない。
だから、いつもハッピーなんだ。
僕なら大丈夫と思っていたよ。
僕は以前からニューヨークが大好き。
昨年夏にKDがトレードを要求した時、彼はフェニックスへの移籍を望んでいるとされていた。
だから、僕とキャム・ジョンソンは「僕たちがトレード要員になるのは間違いないだろう。僕たちはブルックリンにいくだろうね」と冗談を言い合っていたんだ。
ブリッジズによると、デュラントがサンズ移籍を望んでいることは事前に分かっていたため、トレードされたことに驚きはなかったという。
ブリッジズはトレード直後からネッツのファンに愛される選手となった。
ネッツのゼネラルマネージャーを務めるショーン・マークスは、ブリッジズをコアのひとりとしてロスターを構築するというが、多くの失望を経験したネッツのファンは忠誠心を持つブリッジズを愛し続けるに違いない。
なお、ブリッジズはNBA選手として成長している理由について質問されると、次のように答えた。
皆に「成長の秘訣は何だ?どうすれば成長できるんだ?」と質問されるんだ。
僕は「ただワークアウトに励むだけだ」と答えている。
僕は毎日ワークアウトしている。
ワークアウトに励むことが重要だ。
無理はしないが、ワークアウトし、成長する。
別に隠すようなことではない。
ただワークアウトし、自分のゲームに取り込む、より強くなろうと努力し続けるんだ。
それが最もイージーな道さ。
コメントを残す